【プラモデルレビュー】SDW HEROS ロビンフッドガンダムAGE-2
中世イングランドに伝わる
弓の名手がガンプラで登場
うちの看板娘「クレオパトラキュベレイ」と同じシリーズ、「SDW HEROS」より、「ロビンフッドガンダムAGE-2」を組み上げたので、今回はこちらを簡単にレビューします。ロビンフッド、というと、私は「森林を駆け巡る弓使い_みたいなイメージしかなく、どんな人物なのかよく知りませんでした。いい機会だとネットで軽く調べたところ、中世イングランドに伝わる義賊で、弓の名手だそうです。
SDW HEROS では、そんなロビンフッドを「ガンダムAGE-2」でキット化。パッケージをみるだけでも、弓矢を引くカッコいいプロポーションが見映えしていて、とても期待できそうです。
クリアグリーンのパーツと
羽根を模したパーツが美麗
パーツはこれまで紹介してきたSDシリーズとだいたい同じくらいのパーツ数でしょうか。肩や腰のアーマー部には英国騎士を彷彿とさせる意匠が施されており、細やかな造形にときめきます。銀色のマーカーで部分塗装をすれば、重厚感が増してよりカッコよくなりそうです。鳥の羽根を模したパーツも、ロビンフッドのイメージに合って美麗です。
なにより目を引くのが、美しいクリアグリーンのパーツ。マスクのパーツと弓の持ち手のパーツ、双肩に装着する4枚の羽パーツがそれにあたるのですが、いずれも鉱石のようにもみえ、どこか高貴な雰囲気を漂わせます。
キットは現代のSDシリーズ同様にニッパーなしでもパーツを切り離せる仕様になっているので、子どもやプラモデル初心者にもおすすめです。ボールジョイントの大きさもSDW HEROSで規格が同じですので、複数キットを持っていれば組み替えて遊ぶこともできます。
マスクの着脱や組み替えで
遊びのバリエーション豊富
組み立てに関しては、とくに難しい箇所もなくサクッと完成できました。スタンドパーツを使用して、帽子部と肩部のパーツを組み替えて鳥型支援メカにすることもできます。弓を引くポーズと合わせてみると、まるで翠色に燃える火の鳥を弓で射出して攻撃しているようにもみえます。
マスクパーツも着脱可能。マスクのアリとナシでキットの印象がかなり変わってきます。組み替えてのポージングやパーツの着脱で、遊びのバリエーションが豊富なのが、本キットの魅力でしょう。
本アカウントで紹介したSDシリーズのキットも、これで3つ目。そろそろ本格的な塗装や小改造を紹介したいところですが、どうなることやら。