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餃子、あるいはカレーライスに学ぶこと


夏休みの三女。

「中三の夏休みを制するものは受験を制す」
と、デカデカと書かれた学年だよりを持ち帰って日が浅い。

さっそく夏の学習ワークの進め方に
「母よ」と風呂でいうことには、

英、数、グングンいきがち。
社、理、国の進まなさ具合よ。
結局、最終的には社理国を焦って埋めがち。
どうしたらよいですか?母よ。

三姉妹末っ子A型 中三

おっと、今どきの社理国は記述メイン。
法則や背景やデータに基づいた上での記述傾向。
知識ありきで考察を問うてきますから、詰め込みではなかなか厳しいことになるだろうな。

数と社とか、英と理とか、抱き合わせでコツコツ進めていくのがいいんだろうな、きっと。

...なんかに似てるな。


あ。

さっき一緒に餃子を包んでた時みたいだ。

「皮があまるか、具があまるか」
と、途中で分量を加減しながらプクプクな餃子とかできたりしたけれど、そうやって帳尻を合わしていくみたいに。結果、ぴったり皮と具とちょうどだった暁には、気持ち良しっ!

それで言ったら、

カレーライスの白と黄色を、混ぜずに綺麗にスプーンにミニカレーを作る要領で口に運んだり、もういっそ、はなから混ぜこぜにしてしまったりしながら、最後までカレーライスとして気持ちよく食べ終われた暁には、心からの「ナマステ」を言える。

物事を進めるバランスって、大事よね。
中間でいったん、見渡してみるのも大事。

うまいこと帳尻合わせていけばいいんじゃん。


「具と皮、もしくはカレーとライスなみに
                                     抱き合わせてこ!」



もちろん、三女は言ったよ。

「#なんのはなしですか?」って。






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