少子化が進むと…正直嬉しい?
一般的に少子化は国家の危機とされている。
働く人がどんどん減り、税収は少なくなり、人口が減る事で国力も衰え国防の面から見ても危機的である。
しかし、私は少子化が進む事で正直嬉しい気持ちにもなっている。何故なら仲間が増えている感じがするからだ。
日本は今、生涯未婚率も右肩上がりで出生率もダダ下がりである。という事は子供を持たない人が増えているという事だ。
私のように恋愛や結婚に無縁な人にとって、同じように未婚や子無しの人が増えるという事は、そのような人が生きやすくなるという事である。
いつの時代も少数派というのは虐げられるものだ。昔の生涯未婚率は5%以下で、そのような時代に未婚というのは周りから差別や偏見の目で見られる事も多かった。そのような少数派の人たちはさぞ肩身が狭く息苦しかったに違いない。
しかし未婚の人が増えるにつれて世間もそのような人達に自然と寛容になっていった。私も現在30代半ばで未婚だが、周りから何か言われるというのは余り無い。何故なら、同じ職場でも40代から50代で未婚の人も普通にいるからだ。
これから10年・20年後になると、未婚率が上がり始めた世代が続々と高齢者になるため、身寄りのない老人が大量に出てくるだろう。そうなれば、社会もそのような人達を無視できなくなり、何かしらの対策が必要となってくる。(色々な制度やコミュニティが誕生したり、安楽死も認められるかも?)
なので、私のような恋愛や結婚と無縁な弱者男性にとって未婚率の上昇や出生率の低下はどこか喜ばしい気持ちにもなるのである。
私が高齢者になる時は、どれくらいの割合が未婚や子無しになっているのだろうか?もっともっと未婚の人が増えてほしいと感じる今日この頃である。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?