ボランティアと点字ブロック
昨日、宝塚では障がいのある人もない人も一緒に楽しめる「キャピリンピック」というイベントが市内で一番大きな体育館で開催されていました。
中の人もボランティアの一人として参加してきました。
コロナの影響で4年ぶりとなった宝塚のキャピリンピックですが、運営の皆さんが何か月も前からみんなが一緒に楽しめる競技を企画、準備したり、みんなで踊れるダンスをしたり、そりゃぁもうすごい盛り上がりでした。
競技中は兵庫県の超人気キャラクターのはばタンも応援に駆けつけ、あちこちで「かわいい~!」の黄色い歓声があがっていました。
中の人は「ジャンボリミッキー」を生演奏するボランティア楽団の一人として参加していたのですが、スタッフも参加していいよ~!と言われたお菓子がもらえる競技は楽団の大先輩たちも老体に鞭打って全力疾走でお菓子をGETしていました。
そして待機時間に会場の近くで、友人とコンビニに向かって歩いていたのですが、私の靴のかかとがコンビニ入り口の点字ブロックを踏んでつまづいたときに、その先に続く点字ブロックの上にお店の入り口によくあるマットが置いてあるのを見た友人が「ここに置いたら点字ブロック意味ないんちゃうん?」とつぶやいたのがちょっとうれしかった中の人です。
普段ロービジョンという言葉やその当事者と関わることのない人がそういう小さなことに気づいてくれたのが、その先にずっと続く「気づき」のきっかけになるといいな。
というわけでその友人には「今はコード化点字ブロックっていうシステムもあるんだよ!さらに建物の中でハイヒールでも車いすでもベビーカーでも重たい楽器が入ったキャリーケースでも通りやすい点字ブロックに代わる誘導マットもあるんやで!」って熱く語っておきました