HCR 国際福祉機器展2024
今朝の顔を洗う水の冷たさに秋の深まりを実感した中の人です。
さて、普段は宝塚の事務所で仕事をしている中の人は珍しく先週は東京ビッグサイトで開催された #国際福祉機器展2024 に参加してきました😃
障害のある子どもの自立生活に役立つ福祉機器を総合展示・紹介する子ども広場で音声読書器 エンジェルビジョンデスクトップリーダーを展示し、デスクトップリーダーの専門の説明員としてたくさんのお客様に体験していただきました😆
福祉関係のお仕事をされている方、福祉を学ぶ大学生・高校生の皆さん、当事者のご家族の皆さん、行政で福祉を担当する皆さん、いろんな立場の方に声で読み上げる視覚障害者用読書器を知っていただけたかと思います。
もちろん、自分が説明するだけでなく、自分の知識のアップデートのための会場内のリサーチも欠かせません😎
そして今回私が驚いたのは…
うちの音声読書器の隣には手話をテキストに変換するSureTalkというアプリが展示されていて、もちろんその説明を専門にするスタッフもいたのですが、ご来場のお客様の中で手話ができる方がとても多いことに驚きました。
みなさん私たちが言葉で普通に会話するように手話でコミュニケーションができるんです…
なんだかこの場で手話ができない私がコミュニケーションの輪に入れないことがちょっと疎外感…自分が少数派になってはじめてわかるこの感覚。
そうか、目や耳から他の人健常者と同じだけの情報を得ることができないストレスってこういうことなのかもしれない😯
そして、盲ろうのお客様と手にふれた状態の手話で円滑にコミュニケーションができるSureTalkの担当のお兄さん…
私たちがよく参加する視覚支援機器の展示会でも盲ろうの方が来られることはよくあるのですが、その時にどうしても機器の説明を一緒にいるガイドの方に正しく伝わるように、ガイドさんからご本人に機械の説明をしていただかざるを得ない状況がもどかしいと思っていたのですが、いい機会なので手話をやってみたい!と思いました。
で、隣のお兄さんに手話を習得したきっかけってなんだったんですか?とか話しているうちに、彼が手話をもっとできるようになりたいと思ったきっかけになった一つの単語があって、それがとっても美しい手話なんです!と。
その言葉が「四季・季節」で、実際にみせてもらって私もやってみたのですが、本当に美しい手話だったんです🥹
きっかけってどこにでも転がってるものなのかもしれないですね。
中の人はさっそく、市の手話口座に申し込みしてしまいました🤓
目標は展示会でどんなお客様とも直接コミュニケーションが取れること!
道のりは果てしなく長いかもしれませんが、まずは最初の一歩ということで🙂