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万能ではなく,用途が違う二つの武器—EvernoteとNotion /2021-12-10

Evernoteを利用している

私は,Evernoteを愛用している。

用途はもっぱら大学のレジュメやメモの管理用だ。

Evernoteではスキャンからタイトル付け,保存までが一貫して行えるため,大変便利に利用させてもらっている。

いつでもどこでもレジュメの内容を確認することができるため,大学に通う際もその日の講義資料のみを持てば完結できるため大変楽だ。

現状,文字を入力してノートを作成することよりも,画像やファイルを保存することの方が圧倒的に多い。

そのため,動作が若干重い点以外は特に不自由はしていない。

どちらかというと万能ノートアプリというよりは,便利な文書管理アプリに近い使い道だ。

Notionとの初めての遭遇

そんな私も,Notionと出会うこととなった。

しかし,結果的にすぐに削除することとなった。

このNotionは,Evernoteを超える最強の万能ノートアプリと聞き利用してみようと感じたのだが,問題はそれが「最強の万能ノートアプリ」であったことにある。

私は,Evernoteをノートアプリとしてはあまり活用していなかったのだ。

どちらかというと,紙の文書をフォルダにファイリングしていくのに近い感覚で利用していた。

そのため,最強の万能ノートアプリは私の需要にははまらなかったのだ。

そのため,Notionは私のiPhone,iPad,Macbookから姿を消すこととなった。

ちなみに,当時は日本語未対応であったことも現認の一つである。

Notionとの再会

だが,私のiPhone,iPad,MacBookには現在このNotionが入っている。

そう,Notionと再会し,和解をしたのである。

そうして,Evernoteも利用を続けている。

何が起こったのか。

それは,両者の用途の違いに気付いたのである。

どちらかがどちらかを超える完璧なアプリなのではなく,異なる二つのアプリとして利用している。

第一に,大学の講義資料等をNotionで管理することは諦めた。

やはり,一つのアプリでスキャンから保存まで完結できることはEvernoteの強みに変わりない。

では,Notionはどのように利用しているのか。

それは,読書記録として利用している。

今まで,読書記録は純正のメモアプリで行ってきた。

そこではタイトルと読了日のみを記録しているのみであり,視認性の関係からもそれ以上の情報を追加することには無理があるように感じていた。

そこで,Notionのテーブル機能を思い出した。

これを用いれば,出版元や著者名,分類まで細かくデータを管理できるかもしれない。

そうして,活用を始めた。

結果としては,大成功であった。

明確に利用方法が異なるため,Evernoteと混同することもなく,活用できている。

私の使用方法では,この二つのアプリは完全に使用用途が異なる二つのアプリであり,互いに得意分野と不得意な分野があるというだけであった。

どちらかを激推しする記事に飲み込まれていたが,私はもう少しこの二つのアプリを吟味していきたいと思う。



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