「#漫画PR」って素敵だね!という話
お疲れ様です、金清(@KYP_1223)です。
突然ですが、Twitterの漫画PRって素敵じゃないですか!?
上のものはツイッターで大人気のぎゅうにゅうさんとUNIQLOさんとのタイアップなのですが、#PRなのにとても自然にステテコリラコの快適さが頭に入ってきましたし、購買意欲が高められただけではなく、UNIQLOさんへの好感度も上がった気がします。こんなほっこりさせてくれてありがとう...と。
他の企業さんでも、こんな漫画PRがありました。
保険などの金融商材って、TwitterやInstagramでは必要性や魅力を伝えるのが難しい商材だと思うのです。なぜなら、その必要性を説明するためにはパッと見のビジュアルのインパクトや140文字の簡潔な文章では伝えきれないから。
漫画を使ってシチュエーションを想起させたり、保険が必要な状況に共感してもらえば、その漫画PRを提供する企業と合わせて認知することが出来ますよね。(スキーやスノボーやるときはLINE保険、と)これって実際に必要な状況について保険営業の方を派遣して、説明してもらって...というコストと比べると、とても費用対効果も高いと思うんですよね。
何より、特に若年層は保険を必要だと思うシチュエーションを想起できない。する機会もないので。でも、漫画を使って身近なシチュエーションを想起してもらえば、効果的に認知してもらうことが出来ますよね。
実は少し前まで、インフルエンサーマーケティングの効力に対して、金清は少し懐疑的でした。
その理由は例えばこちら。
鈴木えみさんが美しすぎて商品の魅力が頭に入ってこない...
これは極端な例なのですが、これまでのインスタグラマーをアサインして行う商品プロモーションには、商品そのものの魅力以外の様々な情報が要素として盛り込まれていてなかなか訴求情報に集中出来ないというデメリットがあったように思うんですよね..。
もちろんこういった懸念点を考慮して、すごく忠実に商品の魅力だけを伝えるインフルエンサーの方もいると思うのです。しかし、インフルエンサーをアサインする、ということはその方が有するフォロワーやクラスタ以上に、その方自身の嗜好性・魅力を考慮してアサインをすることが多いと思うので、この時点で少し矛盾が生じてしまうのではないか?と思うのです。
もちろん、Twitterのプラットフォーム特性もあると思うのですが、漫画PRはこの懸念点をとても上手にカバーしてくれてるなぁ...と思ったわけです。
さて...ここで更に行き着いた最終的な結論は、文字情報ってとても素敵!という点です。
また更に別の事例を引っ張ってきていますが、これは韓流ファッションやライフスタイルを取り上げるInstagramアカウントのLapiLapiComさんです。
特徴的なのは、やはり、Instagramなのに写真や動画に加えて文字情報もたっぷり盛り込んで、映えを保ちつつも情報を的確に伝えている事ではないでしょうか。
最近はInstagramもStoriesブームに目を奪われていましたが、フィードでの表現もものすごく進化していました。確かにこれは雑誌みたいで良い..!
Twitterで漫画が支持されているのと同様に、Instagramでもカルーセルや動画などあらゆる機能を巧みに盛り込んで、その特性を生かした最適な表現が生まれ、そのアプローチはどんどん洗練されているようです。
もはやこうなってくると、インフルエンサー = メディアそのものじゃね?とすら思ってしまいます。
YouTuberが動画編集ソフトを駆使して最短で最適なフォーマットを開発するように、インスタグラマーも最適な表現手法で訴求をしていくことがインフルエンサーとして重要になっているようですね。
もうこうなってくると、個のクリエイティビティも影響力もどんどん高まってくるので、メディアや広告代理店は生き残り方を本気で考えないとマズイよなぁ...ということを思ってしまいます。(今に始まった話でもないのですが...)
まぁ..最後の最後に言いたいことは、表現って素晴らしいな..ということだったりします。全てはテクノロジー x クリエイティビティの化学反応に還るよなぁ..。