いま、ボクたちに出来る事

未曽有のコロナショックの影響により、各国のスポーツ界は大きなダメージを負っている。試合も出来なければ練習も出来ない。ユベントスに関して言えば母国に帰る選手も出てきている。

「今シーズンのリーグ戦中止はやむなし」

ファンがそんな言葉を口にする機会も増えているように思える。

ボクは月刊ユベントスを通じて、ユベンティーニに笑顔になるような記事を書き続けている。

「こんな時に」と思う表現もあるだろうし、「こんな時に」と苦言を呈したくなるファンもいるだろう。でも、いまボクに出来る事は「書く事」と「待つ事」、それくらいしかなかった。（あとはユベントスが協力を求める募金活動に参加した事くらいか）

千葉に住むボクは、地元と言う事もありB1リーグに所属する千葉ジェッツを応援している。こちらはかれこれ3年の付き合いだ。そしてそこには「島田 慎二」と言うスポーツ界に革命を起こしている会長がいて（もともとは社長だった）、島田さんが仕掛けるあれやこれやに千葉ジェッツブースターは巻き込まれながら、そして楽しみながらチームと一緒に成長を遂げてきた。それによりジェッツのホームゲームは毎回満員御礼となり、「千葉ジェッツはBリーグで成功したチームのひとつ」と言われるようになった。

そして昨日、島田さんのこの記事を読んだ。

クラブの会長自らが経営状況について語り、そして「スポンサーが離れて行った場合、このままではクラブが衰退する。今こそファンがスポンサーを後押ししてくれ」と書いている。すなわち、どうせ何かを購入するのであれば、ジェッツのスポンサーの商品を手に取り、間接的に見えながらも直接的にジェッツを支援してくれ、と言う事だ。

男らしいと思った。

さすが島田さんだと思った。

今日はコクボのロックアイスで酎ハイを飲もうと思った。

Bリーグが再開したら絶対にジェッツの試合を見に行こうと思った。

そしてさっき、ボクはスーパーに行って、DeCeccoのショートパスタを手にした。マカロニサラダを作りたいからDeCeccoを選んだのではなく、ユベントスをわずかながら応援する為にマカロニサラダを作る事にしたのだ。

今回の島田さんの記事は本当に素晴らしかった。世界中のスポーツファンに読んでもらいたいくらいだ。（残念ながら日本語だけだが）

もちろんクラブは今がどれくらいの危機に面しているか分かっているはずだ。しかし、これを口にできるトップがどれだけいるだろうか。しかも、目にした者誰もが分かるように、理路整然とした文章で。ファンに届く情熱を込めた言葉で。

ボクが応援する2チーム、ユベントスと千葉ジェッツ。

ずっとずっと支えて行きたいと思った。