【開発者1年目から始めるSalesforce vol.1】npmでVSCode環境構築編
こんにちは!
旅行をこよなく愛する会社員2年目のよろいづかです!
最近は和歌山県の友ヶ島に行ってきました!
開発未経験でSalesforceの案件に参画してから早1年になりました。
ここでは、私がSalesforceに触れてきた中で躓いたことや、知っておいてよかったことなどを中心に投稿していきます!
1回目は、VSCodeの環境構築についてになります。
exeファイルをインストールする方法もありますが、私が環境構築したときはうまくいかなかっため、今回はnpmを使用する方法を解説していきます。VSCodeはインストール済みの前提になりますので、この記事では割愛します。
Node jsのインストール
まず公式ページから最新のLTS(長期サポート)版をインストールします。
Node.js公式
インストールされているか分からない場合は、コマンドプロンプトに以下のコマンドを実行して確認できます。
node --version
インストールできたら、再度コマンドを実行して確認します。
正しくインストールができている場合は、パージョンが表示されます。
Salesforce CLIのインストール
次に、最新バージョンのSalesforceのCLIをインストールします。
コマンドラインで以下を実行します。
npm install @salesforce/cli --global
インストールができたら、以下のコマンドを実行して確認します。
sf --version
以下のようにバージョン情報が表示されていればOKです。
@salesforce/cli/2.23.20 win32-x64 node-v18.17.0
もし、旧バージョンをインストールしたい場合は、実行時にバージョンを指定します。
例えばバージョン2.0.1をインストールしたいときは、CLIの後ろにバージョンを入力して実行します。
npm install @salesforce/cli@2.0.1 --global
Salesforce公式の拡張機能
CLIをインストールできたら、次はVSCode側の設定に進みます。
以下はSalesforceの公式から提供されている、開発で必要なものをまとめたプラグインになります。
Salesforce Extension Pack (Expanded)
VSCode内で検索する場合は、下記手順でインストールできます。
左のツールバーの[Extensions (拡張機能)]をクリックします。
検索欄に "Salesforce Extension Pack" と入力します。
[Salesforce Extension Pack] を選択してインストールします。
インストールができたら、一度VSCodeを再起動させて完了です。
VSCode側の環境はできたので、次はプロジェクトの作成~組織の認証になります。
プロジェクトの作成/Salesforce組織の認証
VSCodeにプロジェクトのパッケージを作成します。
プロジェクトの作成
1.VSCode上部(コマンドパレット)でコマンドを入力します。("Ctri+Shift+P"でも入力できます)
2. "SFDX: マニフェストファイルを使用してプロジェクトを作成"、または"SFDX: Create Project with Manifest"を選択します。
3.プロジェクトテンプレートの選択になります。標準か空のどちらかを選択します。
4.プロジェクト名を入力します。
プロジェクトのパッケージがVSCodeに作成できました。最後にSalesforce組織を認証させます。
Salesforce組織の認証
1.コマンドパレットから、"SFDX: 組織を認証 (Authorize an Org)" を選択し、組織名を入力します(名前はなんでもよいです)。
2.組織の種類を選択します。ここで間違えるとログインができないので気を付けましょう。
3.ブラウザが起動するので、Salesforceの組織にログインします。
4.ログインできるとブラウザにも表示が出ますが、VSCodeでも以下のように表示されているか確認しましょう。
Successfully authorized ××××@sample.com with org ID 00DF×××××××××××××××
以上でnpmでのVSCodeの環境構築は完了になります。exeファイルをインストールした方がより簡単に構築できるので、まだ試していない場合は一度試してみてください!
【おまけ】 Salesforce初学者はどう勉強するか
Salesforceには、公式のe-Learningサイト「Trailhead(トレイルヘッド)」があります。ユーザー側から開発に関することまで幅広く学習することができので、これからSalesforceを学ぶ人は利用してみましょう!
Trailhead
初学者向けのものは、「初級」と書いてあるのでわかりやすいと思いますが、特に一番最初におすすめなのは、「システム管理者 初級」になります。
システム管理者 初級
「開発者 初級」じゃないの?と思われるかもしれませんが、Salesforceをどう使うのかを最初に知っておいたほうが、のちの開発がスムーズになると思います。
まずは「システム管理者 初級」を通して、Salesforceの概要を学んでみてください!
まとめ
今回はnpmで行う環境構築について解説しました!
コマンドラインはSalesforce開発でも結構使用する(ソースのデプロイとか)ので、ぜひ覚えておいてください!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!!