チケット買わずに強行突破ブルガリアからイスタンブールへ切羽詰まった大移動【ユーレイルパス2ヶ月旅】
11/4 23:30 アラームで起床
11/5 0:00 荷物をまとめてチェックアウト
フロントのお姉さんのお喋りがとまらず…"ごめんなさい、時間があまりないの"と無理矢理話を終わらせ駅へ。
しかし、電光掲示板を見ると…私達が乗るはずの電車が表記されていない…。
プラットホームもどこだか分からない…。
近くにいたおじさん達に、イスタンブールへ行きたいんだけど…と話しかけるもやっぱり英語が通じず…。この電車に乗りたいの、と携帯の画面を見せると"1:30に来るよ"的なことを言われました(恐らく)
えー!1時間も遅れてるの?と私達…。おじさんが本当は何て言っているのかも分からないし、ユーレイルパスが使えるのかも分からなかったし、もし電車に乗れなかったらイスタンブールからカッパドキア行きの航空券も無駄になってしまうし、不安でいっぱいでした。
ホームはどこ?とおじさんに尋ねると、ここだよと。しかしそのホームの電光掲示板には19:47と表記されていました。おじさんを電光掲示板の所まで連れて行くと、これは間違ってるとのこと。
不安なまま駅のベンチに座っていると、それから15分ほどして"電車が来たよ"とおじさんが教えに来てくれました。
ありがとうと言って乗り込んだものの…駅員さんがいない…。しばらく入り口付近の車両内をうろうろしていると駅員さんがやって来ました。
するとCome on!と言って空いている寝台室へ案内してくれました。部屋の中でパスポートとフルネームをリストに記入し、チケット確認。ユーレイルパスを出してみましたが、使えないようで?ベッド料金一人辺り€15を支払いました。
お昼に駅にいたおばちゃんには、電車の中じゃなくて途中の駅で降りて支払うんだよと言われていたので、最初に支払って部屋も確保することが出来たので安心しました。ちなみに2人部屋でした!ラッキー!
シーツは自分達で取り付けます。
洗面台もありました。
お水、ジュース、クラッカーも持って来てくれました。
結局出発したのは1:30頃(本当は0:44発の予定…)
さて、寝よう(-_-)zzz
3:00am
"パスポーーーート"
ブルガリアの出国審査で起こされました。
さて、再び寝よう(-_-)zzz
3:15am
"パスポーーーート"
今度はトルコの入国審査…
しかも全員荷物チェックをしなければならず、こんな夜中に荷物を背負ってフェンス越しの隣ホームにある税関へ…
4:00am頃にようやく車内へ戻ることが出来ました。
出発が1時間ほど遅れたので、到着も遅れるかと思いましたが、一応7:45着予定だったので、7:30にアラームをかけて今度こそおやすみなさい。
7:30am♪♪♪
もう3.5時間経ったのか〜眠たい…。と思いきや、+1時間の時差が発生していました。トルコ時間では7:30でしたが、実際は6:30の感覚なので結果2.5時間しか寝れていませんでした。またもや時差トラップ…!
顔を洗って準備をしていると、駅員さんがやって来てベッドシーツをとられました。降りてからじゃだめなのか…!?
8:30am
"GOOD MORNING"
私達は起きていたので大丈夫でしたが、大きな声で駅員さんがおこしにやって来ました。
結局予定よりも1時間半ほど遅れて、9:15am頃イスタンブールのハルカリ駅へと無事に到着しました。
1:30発 Dimitrovgrad(0:44発予定)
9:15着 Halkali(7:45着予定)
※国境超えの寝台列車はオススメしません!!実際、寝る時間ありません!!
無事に到着出来ましたが、私達はサビハ・ギョクチェン空港へと行かなければなりませんでした。行き方は調べていたものの、どの電車に乗ったら良いか分からず…SIMカードも使えず…困っていると寝台列車の駅員のおじさんを発見!
私達:Pendik(空港へのバスが出ている駅名)へ行きたいの
駅員:俺の友達がPendik行くから一緒に行こう!ここにいるからあそこでチケットを買っておいで!
ラッキー!
チケット売り場へ。
買い方分かりません…。クレジットカード使えません…。トルコカードって何ですか…?現地通貨ありません…。
後ろに列んでいたおじさんがとても優しくて、クレジットカードが使えるマシーンの所まで連れて行ってくれようとしていたのですが…駅員のおじさんに手招きで呼ばれる。彼の友達とは、もう一人の寝台列車の駅員さんでした(笑)
駅員:早く早く急いで!
私達:チケット買えてないの!
駅員:ノープロブレムカモン!
私達:…英語伝わってない!?
駅員:俺たちに付いて来い
まさかの職権濫用〜!!!笑
チケットなしで通らせてくれました!笑
Pendikまではメトロで1時間半ほど乗車。
寝台列車ではあまり話していないので気付きませんでしたが、駅員さん二人共あまり英語が通じませんでした。
しかし、電車の中でもトランスレーターを使いながら沢山話し掛けてくれました。
Pendikへ到着した途端おじさんがすごい勢いで歩き始めました。急いでるのかな?歩くの早いね、と私達。
すると、空港行きのバス停へ向かっていることが判明!バスはもう来ていました。次のバスは1時間後だったので、これに間に合うように早歩きで連れて来てくれたんだ…と感激。そして、現地通貨を持っていない私達の為に、おじさんが支払ってくれました。(一人50円ほどの破格でしたが)おじさんの優しさに感動してしまいました。トルコ人優しい…。
と言うことで、順調に空港まで辿り着いてしまいました。私達のフライトは夜だったので、時間が有り余っていました。
まずは、空港内のレストランで腹ごしらえ。
デトックスレモネード(左)は、キュウリの味でした。
ヨーロッパはお店によって色々なレモネードの種類があるので、味やデコレーションを見比べるのも楽しいですよ!
ラップの中にはビーフ!
ケバブが食べたかったのに、メニューを見て何故か2品ともメキシカン料理を頼んでしまった私達。
やっぱりお肉は最高ですね〜!
それから、SIMカードを買いに行きました。10GB〜しか売っていなかったので、仕方なく3,000円程で購入。1週間で10GB使ってやる〜!と動画を見まくる私達でした。
ちなみに、トルコのデータ通信は4.5G!?!?まさかの進んでる!?!?
カッパドキアまでのペガサス航空では一番安い席をとっていたので、機内持ち込み荷物は8kgまででした。今や私達のバックパックは13kgほど…。
4日後カッパドキアからまた戻ってくる時に泊まる予定で抑えた近くのホテルへ連絡し、前もって荷物を預かってもらえることに!
空港からタクシーで向かいましたが、予想以上に近く、10分ほどで到着。(300円ほどでした)
必要最低限の物だけをバックパックに入れて、いらない物は全部預かってもらいました。バックパックがとっても軽くなりテンションがあがる私達。
まだまだ時間があったので、ホテル周辺をお散歩していると、地元のボードゲームをしているおじさん達を発見。
近くで見ていると、座りなよ、とおじさん達。
そして、ティー飲む?と私達の分も頼んでくれました。
ターキッシュティー1杯20円ほど。破格!
トルコ人優しいしトルコ安いし好き!
2ゲームくらい見学していましたが、どうしてもルールが分からず…ターキッシュティーを飲み終えてからまた空港へ戻ることに。
Google mapで調べると、徒歩25分と出たので空港まで歩いて行くことにしました。
途中でモスクを発見!トルコってイスラム教なのか!と思いました。
空港まで実際は35分ほどかかりました…。Tシャツでも暑かったです…。
チェックインは事前にオンラインチェックインをしていたので、セキュリティーを通過して、中で夜ご飯を食べてから搭乗ゲート付近で待機していました。
時間通りに発着し、21:30頃無事にカッパドキア到着。
カッパドキアのカイセリ空港からはギョレメのホテルに頼んでシャトルバスを頼んでいたので、お迎えが来てくれていました。ただ、次の便のお客さんも待っていた為、結局シャトルバスが出発したのは22時半頃でした。各お客さんのホテルまで寄って…私達が宿に到着したのは、夜中の23:30頃でした。
ちなみにシャトルバスは、一人辺り50TL(1,000円ほど)でした。カイセリ空港はギョレメからは遠いので、これは良心的な価格だと思いました。
この日はシャワーを浴びてすぐに眠りにつきました。