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管理者の3つの役割

ISO内部監査員養成 企業内研修で思うこと

ISO管理責任者は審査機関対応が重要?

ISO内部監査員研修時アイスブレイクを兼ねて、参加者が自社のISOをどのように受け取っているか、ワークショップで確認すると「手間がかかる」、「文書や記録だらけだ」、「面倒だ」、「自分の仕事に役立たない」、「経営がちっともよくならない」など、いかにISOが形骸化しているかよくわかる。

ISO導入時、ISO事務局を中心にISO教育及びシステム構築を行い、システム構築後社員研修を行うことて運用徹底していると言うが、研修参加者が自社のISOマニュアルを見るのは、社内の内部監査と審査機関による定期審査の時だけという。

本来業務とISOの乖離

日常業務(本来業務)とISOマニュアルのルールがリンクされていない、それでは、ISOルールを教えるのは誰かと聞いて見るとISO事務局と答える人多い。形骸化するしくみがここにある。

人材育成の視点での教育

製造業で職制(階層別)研修を行っている企業は、ある程度以上の規模の企業に限られる。そのため職場リーダーや管理者が職制の役割とISOルールが繋っていない。

管理者3つの役割からISOを理解する

このようなことから「ISOマニュアルは、仕事を教える教科書と定義」し、ISOマニュアルの使い方を「管理者の3つの役割」から理解してもらうことを重視している。

❶職場をまとめること
❷部下に”考えるエンジン”を付ける
❸職場の目標を達成すること





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