見出し画像

試行錯誤から生まれる音楽:初心者でも諦めないマスタリング挑戦

はじめに

こんにちは、シス猫です。
メモを残していた独り言をPerplexityで整理、その情報からChatGPTで詞を生成、その詞と詞の生成時の楽曲分析を使ってSuno AIで楽曲を生成する……ということをしていました。

自分で聴く場合も、他の人に聴いてもらう場合もSuno AIが生成したままでは「音圧」(ラウドネス)が不足しているため、BandLabを使ってマスタリングを試したり、Audacityで自己流のマスタリングを行ってみたりと、いろいろと試行錯誤をしていました。

自分としてはこんな感じでいい、と思ってDistroKidで配信にチャレンジしたのですが、そのDistroKidの楽曲登録中に有料でマスタリングができるというものがありました。1分間だけサンプルで聴かせくれるのですが、あまりにも音が小さく感じるものでした。とりあえずそのときはそのまま登録しました。

音楽制作など素人なので何も知らずに始めていることが無謀なのですが、やはりDistroKidの楽曲登録中のマスタリングサンプルが気になったので、今さら……でも遅くはないともう一度マスタリングをする事を目標に、いろいろと情報を集めることにしました。


ラウドネスペナルティーの分析

LOUDNESS PENALTY: ANALYZER」を使い、アップロードしたWAV形式ファイルを分析して、各種配信サービス向けの音量指標を表示するオンラインサービスを利用しました。


1. Suno AI 生成そのまま

「 - - 」が何かはわかりませんが、Spotify、Pandraでは音圧が足りないと判断される可能性があるようですが、「音圧」を上げて配信するのだろうと思います。

Suno AI 生成のままでも良さそうな感じもしますが、実際にSpotifyやApple Musicで配信された音と聴き比べないと、これでも良いかの判断はできませんね😊。

2. 素人丸出し知識なしのマスタリング

酷いですね😅、-5.0を超えるのは問題があるかもしれません。-5.0あたりでも少し見直した方がいいと調べた限りでの認識です。

Apple Musicは-8.7なので「やかましい!」と判断される可能性があるので、単に音量を上げすぎただけの素人マスタリングということになりました😅。

3. BandLabのマスタリング

意外なのがBandLabでマスタリングした結果でも -3.0ありました。無料版マスタリングだから?という疑問が浮かびましたが、もしかしたら -3.0ぐらいになるように設定されているのかもしれません。eMasterdやほかの有料マスタリングサービスの結果はわかりませんが、-3.0がしきい値なのでは?と予想しています。

4. Suno AI 生成後、低音域と高音域を上げる

Studio One 6 配信時代のマスタリングのやり方 音が大きく迫力が出る方法(初心者向け)」というYouTube動画を観ながら、Studio Oneで狙ってみた結果です。-2.6なのでBandLabよりもちょっとだけ弱めです。


ただ、あとからわかりましたが、ボーカルが少し弱くなってしまった可能性が、同じ楽曲を再度DistroKidの楽曲登録中のマスタリングサンプルを聴いて気がつきました。簡単に身につくスキルではないので経験を重ねるしかありませんね💪。

5. さらにM/S処理を重ねる

こちらも「Studio One 6 配信時代のマスタリングのやり方 音が大きく迫力が出る方法(初心者向け)」を観ながら、ミッド(Mid)・サイド(Side)に違和感が出ないように音を広げ、さらにピークレベルに当たらないように「音圧」を上げました。

最終的なLUFS(Loudness Units relative to Full Scale)は -12.5〜-13.0で、Spotify for Artistsの「ラウドネスノーマライゼーション」に、

・大音量:-11dB LUFS
 注:トゥルーピークの最大値に関係なく、このレベルを設定します。リミッターを適用し、小音量のダイナミックなトラックで歪みやクリッピングが発生しないようにします。リミッターは、-1 dB (サンプル値) で動作するように設定されます。アタックタイムは5ミリ秒、ディケイタイムは100ミリ秒になります。
標準音量:-14dB LUFS
小音量:-19dB LUFS

Spotify for Artistsの「ラウドネスノーマライゼーション

と書かれているので、-12.5〜-13.0なら問題ないと思っています。

おわりに

シス猫は「それ」をやってみないと自分で「それ」ができるかどうか判断ができない人です。そして「それ」が自分に向いているかどうかも判断できません。こういうタイプであるために他の人より余計に出資が多くなり、結果的に無駄遣いに終わることも多々あります。しかしやってみないと余計にモヤモヤと残ったまま「それ」を忘れてしまうまで待つしかありません🥺。
どちらにしても始めたのでもう少し経験しながら学んでいくことになります。

いいなと思ったら応援しよう!

シス猫
あしたの「AIとの協働・共創」のために使わせていただきます🙇‍♂️