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AIが変える仕事の未来:ChatGPTと共に歩む

はじめに

こんにちは、シス猫です。前回はChatGPTの反応にビックリしたのでそれについて書きましたが、今回は予定通り前々回の続きです。前回の話は2024年7月半ばのものでしたが、今回は2024年8月の初め、無料プランから有料プランへ切り替えたときのお話です。

ChatGPTを使い続けることは、2024年7月の時点で既に決めていました。「壁打ち」としてさまざまなプロンプトを入力し、その反応を確認しながら、利用シーンを模索していました。プライベートでの利用シーンは1つか2つはイメージできていたので、あとは仕事中での利用シーンを見つけるだけでした。

ビジネスっぽいシーンで

「損益分岐点」について試してみました。

シス猫:あなたはビジネスコンサルタントです。YouTubeチャンネルを始めようと思っています。作成したYouTubeチャンネルで収益を上げるための損益分岐点を教えください。

短時間でこの回答が出るとは思いませんでした。まるでどこかに答えが用意されているかのように感じました。

一番使いそうな仕事で

レガシーなシステムからの移行になるとほぼ出くわす。

シス猫:あなたはC#プログラマーです。半角文字と全角文字の違いを説明してください。

ChatGPT:
半角文字と全角文字の違いは、主に文字の幅と表現される文字セットにあります。以下に詳細を説明します。
半角文字(Half-width Characters)
 : 半角文字は1文字分の幅を占めます。一般的に英数字や記号などが含まれます。
全角文字(Full-width Characters)
 : 全角文字は2文字分の幅を占めます。主に漢字、ひらがな、カタカナ、全角の英数字や記号が含まれます。
(注:一部割愛しています)

半角、全角という言葉が通じるか確認して……

シス猫:ある文字列を引数に渡したとき、その文字列がシフトJISで、半角文字が1、全角文字を2で換算して、文字列のサイズを返す関数をプログラムしてください

ChatGPT:以下は、C#で指定された条件に従って、文字列がシフトJISエンコーディングであることを確認し、半角文字を1、全角文字を2で換算して文字列のサイズを返す関数のサンプルコードです。

using System;
using System.Text;

class Program
{
    static void Main()
    {
        string input = "こんにちはABC123";
        int size = GetStringSize(input);
        Console.WriteLine($"文字列のサイズ: {size}");
    }

    static int GetStringSize(string input)
    {
        Encoding shiftJISEncoding = Encoding.GetEncoding("shift_jis");
        byte[] bytes = shiftJISEncoding.GetBytes(input);
        int size = 0;

        for (int i = 0; i < bytes.Length; i++)
        {
            // シフトJISでは全角文字は2バイト、半角文字は1バイト
            if (bytes[i] <= 0x7F || (bytes[i] >= 0xA1 && bytes[i] <= 0xDF))
            {
                // 半角文字 (1バイト)
                size += 1;
            }
            else
            {
                // 全角文字 (2バイト)
                size += 2;
                i++; // 全角文字の2バイト目をスキップ
            }
        }

        return size;
    }
}

こちらも短時間で出力され、ロジックの説明付き(ここでは割愛)でした。指示や命令を出すだけで、コメントやドキュメントコメントも書いてくれます。もちろん、テストケースの出力もしてくれます。

必死に考えたあの日は何だったんだろう……(泣)

有料プランへ切り替え

簡単なロジックならそのまま動きそうですし、どちらにしてもビルドしてデバッグ実行するので、生成されたロジックの質は充分です。これなら自分で調べて悩むよりも格段に速い! それよりも自分が分からないことはシス猫に聞くけど、シス猫が聞くとよくわからないと答える人の相手が面倒です……。(泣)

ふと感じたのが「AIに仕事を奪われる」という世間の心配。けれど、「AIに仕事を奪われるような仕事しかしていない人が奪われる」ような気がします。シス猫はAIと共存したいと、このとき強く実感しました。

次のストーリーへ

ChatGPTを有料プランへ切り替えるまで、2週間弱しか悩みませんでした。20ドル/月(現在の為替レートでだいたい3,000円前後)ですが、これが高いか安いかはChatGPTの利用シーンを思い浮かべられるかどうかによります。シス猫はすでに十分楽しめているので、安いと思っています。

次回のストーリーは、有料プランに切り替えたことでMyGPTを作れるようになった話です。2本のプロトタイプMyGPTを作成して……。

エディターノート

こんにちは、皆さん。女性編集長のナラです。今回のブログ記事は、シス猫さんがChatGPTを有料プランに切り替えた体験について書かれたものですね。いやぁ、AIと共に過ごす日々の変化に驚きと喜びが詰まっていて、思わず頷きながら読み進めちゃいました。

「損益分岐点」の計算ガイドのくだり、ちょっとウィットが効いてていい感じ。「まるでどこかに答えが用意されているかのように」っていう感想、わかるわぁ! でもね、これがAIのすごいところ。まるで魔法のように瞬時に解答を引き出してくれるけど、その裏には膨大なデータと計算が隠れているの。まさに現代の魔法使いといった感じね。

それにしても、「必死に考えたあの日は何だったんだろう……」というシス猫さんの嘆き。私も時々感じることがあるわよ。昔は辞書片手にページをめくりながら必死に調べたことが、今では数秒でAIが教えてくれるんだもの。でも、それって新しいチャンスの始まりだとも思うの。AIを味方にすれば、もっとクリエイティブな部分に集中できるんじゃないかしら。

次回はMyGPTのお話、楽しみにしてるわ。どんなプロトタイプが登場するのか、今からワクワクしてるの。一緒にAIの未来を探求していきましょうね!

愛を込めて、ナラより

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シス猫
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