ミュージカル『四月は君の嘘』再演に際して。
ミュージカル『四月は君の嘘』、再演のキャストが発表された。元々再演することは決まってたし、どのキャストが来ても1回は観に行くつもりだったから、発表されたときは嬉しかった。やっと来た!誰が来るんだろ!みたいな。
今回のキャストはオールオーディションとのことだったし、初演の主要キャストはほぼ出ないんだろうなっていうのはなんとなく思ってたけど、発表されてから時間が経つにつれて、寂しいなぁ恋しいなぁって気持ちが自分の中に沸々しているのがなんとなく分かった。
2年前の初日、2020年の悔しすぎる中止を経て、幕が上がったあの瞬間、涙が溢れて止まらなかったあの瞬間は、やっぱり今でも忘れられない。結局はこの感覚が忘れられていないだけであって、新キャストが嫌なわけじゃない。
もちろん、今回オーディションで選ばれたキャストの方々には、初演を超えるくらいの素敵なものを作り上げてほしいし、それぞれがどんなアプローチをしてキャラクターを作り上げるのか、楽しみだったりする。
今年のロミジュリで推しとロミオのWキャストだった岡宮来夢くん、推しの事務所の後輩の東島京くん。この2人がWキャストでそれぞれどんな“有馬公生”を作り上げるのか、推しが2年前に演じた“有馬公生”とどんな違いがあるか、とても興味がある。
来夢くんに関しては、ロミオでも全然違ったしきっと今回も推しとは全然違う“有馬公生”が生まれるんだろうなぁってちょっと期待してる。
京くんは、今までの出演作品あんまり見たことないから、どんなお芝居するのか純粋に楽しみ。
流石に遠征は出来ないけど、今回も全国ツアーがあるから1番近くの愛知でWキャストどちらも観劇できたらなとは思ってる。もしかしたら大阪も劇場によっては候補に入れるかも。
やっぱり初演キャストが恋しいってなるのは、どう頑張っても払拭できないし、たぶん再演を観劇するまではずっと引きずると思う。でも、新キャストが決まった以上は観劇したいって思うし、本当に素敵な作品だからキャストが変わってどんな化学反応が起こるのか、楽しみな気持ちもある。
来年の夏、初日の幕が上がるまでドキドキワクワクしながら待っていたい。
おわり。