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Leica M11のモヤモヤがM262で全て解消した

最近LEICA M262を購入しました。これがとんでもなく良かったので皆様へご報告です。
車買おうかなと思っていたのに気づいたらこうなっていました。右往左往とはこの事。


M11の違和感

30歳の節目に、Leica M11を買いました。いつかは欲しかった。タイムイズカム。

いざ使ってみると、びっくりするくらいピンと来なかった。シャッター押す感覚や撮って出しの画、持った時の感覚まで何から何まで。

自分の力不足だろうなと思ってしばらく使い続けてみたけど、この違和感がなくならない。ライカを使うと写真が下手になるよ、ってよく言うけどそんな次元じゃなかった。

しかも色味もそこまでハマらず撮影時のテンションも上がらない。

なんで!?!?!?!?!?!?

そして突然壊れた液晶。私、M11から卒業します。(保証期間内でよかった)


次のカメラを考える

次をどうしようと考えた時にカメラを出来るだけ撮影体験ごとに分けようと考えました。そうする事で撮れる写真を強制的に変えたい。

上記の観点からレンジファインダー+MFのデジタルでの撮影体験は唯一無二なので出来れば残したい。だから、別メーカーのカメラを買うのではなく、別のライカにするという選択に(我ながらなんでやねんという…)

そんなこんなでM262が手元にきたのですが、とってもよい。

フィーリング

1番大切かつ身も蓋もないのですが、持った時の感覚がなんかとってもしっくりきました。丸みを帯びたフォルムや重さ、お店で持たせてもらった瞬間にこれ買うかもなーと。

そしてM11より大きめのシャッター音。ここが一番好き。手に伝わる振動も良くてまたシャッター押したくなる。

いまGFXをよく使っているのですが、これを買った時にも似た感覚になりました。

M11もM262もフィーリングにそこまで大きな違いはないだろと思ってたのにここまでの気持ちの変化。自分、繊細すぎる。

ライブビューが使えない

この機種、ライブビューが使えないのでシャッター押すまでどんな写真が撮れるか分かりません。
レンジファインダー内の露出計で明るさは分かるものの、古めのカメラだしあんまり精度高くない。なので、本当に撮ってみないと分からない。

これがレンジファインダーの感覚と合わさってかなり独特の撮影体験になります。

M11でもライブビューオフにすればほぼ同じなんですけど、元々出来ないのとオフにすればっていうのだと受け取り方が変わるっていうか…ねえ。

モニターに出てくる色

撮って出しの色について、基本的にraw編集するので撮って出しの色味とかは自分の運用上そこまで関心はないです。

ただ、M262で撮った写真をカメラのモニターで見ると、おお!ってなる。
些細かもしれないけど、自分にとってはこれがかなり重要。

LEICA Q2の色味が大好きなんですがそれに近い。しっかりとした発色と強めのコントラスト。

ただ、raw自体は最新のミラーレス機に比べるとさすがに少し扱いづらい。
ダイナミックレンジがあまり広くない(体感、APS-CのGRlllよりもハイライト弱い)印象なので、撮るシーンとかはまだままだ最適解を見つけられそうな余地あり。

M262で撮った写真たち

※全部色編集してます


まとめ

自分に合うカメラを探す旅、一旦はここで終幕しそうです。

フィーリングが合うカメラが1番、というのを地でいった感じしますね。
ISO800くらいが限界なのも良さとして受け止められる気がする。

仕事でも使っていきたいので隙を見て登場させたいです。









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