オリジナリティある写真の作り方
こんにちは。いつもブレてるユウスケです。
突然ですが、僕はポートレートを撮り始めて少し経った頃にこんな悩みを抱えていました。
お散歩ポートレート以外の撮影に挑戦してみたい
作品撮りをしてみたいけど、どうやれば良いのか分からない
いつも誰かと似たような写真を撮ってしまう
自分だけの世界観が作れない
この悩みを解消すべく、ひたすら色々な撮影をし、時にはトラブルに巻き込まれ、時には金欠になり、時には心が折れながら今の作品撮りを主体とする撮影スタイルに落ち着いた僕。
そんな僕の撮影方法をお伝えする写真教室を3月にcurbonさんと行うことになりました。オンライン講座とオフラインでの実践学習の2本立て。
作品撮りに特化した教室で、
・撮影イメージの集め方
・事前のディレクション方法
・自分だけの世界観の作り方
・光/構図の考え方
などなどをお教えします。
作品撮りの要素
室内撮りの要素
どちらも学べるので、即実践したい人向きです。
有り難い事に定員まであと少しとなっております。
詳細はこちら
今回の写真教室のオープニングとして、実際に教室でお話しする「オリジナリティある世界観作り」の方法について一部お話したいと思います。
オリジナリティとはなんなのか
そもそもオリジナリティとは何なのでしょう。カメラに限らずクリエイティブな事を生業とする方々は少なくとも一度は自分のオリジナリティに悩んだ事があるのではないでしょうか。かく言う僕もその1人。ネットで調べてみました。
世間なみでない独自の新しさ。また、独自の考え方や活動をしてゆく能力。独創性。
独創性。めっちゃとっつきにくい。やめて。
僕なりの解釈はこうです。
「自分の好きを正しく理解すること」
こうすると少しわかりやすくなったのではないでしょうか。
正しく、というのがポイントです。
自分の好きに対する理解が甘いと、撮影クオリティやテイストが安定せず、結果的にパッとしない写真を量産してしまう事が多発します。もし、仕事だった場合は再撮影か最悪の場合はキャンセルなんて事も。
であれば、僕らが自分の好きを理解するためにどうすればいいのでしょうか。
自分の好きを積み上げること
これは、「好き」を積み上げていくしかないというのが僕の考えです。好きの一点突破。
では、積み上げていくとは何なのでしょうか。
それは「好き」を具体的にする事、分解する事です。
もしあなたが「かわいいポートレート」写真が好きなのであれば、
どんな被写体?
どんな服装?
どんな場所で?
どんな天気?
影の濃さは??
編集の色味は??
など、かわいいの中にあるどんな要素が好きなのか考えてみてください。
細かく考えれば考えるだけ色々な好きが積み重なっていきます。
また、同時に自分の嫌いもはっきりしていくため撮影時の光や構図の判断もより早く的確になります。
「好き」という感情はあなただけのものです。
今まであなたが培ってきた感性や過ごしてきた日々が、あなたの「好き」とあなた自身を作り出しています。
だからこそ、
自分の好きを正しく理解する事は他人には生み出す事の出来ない自分だけのオリジナリティを作っていく事に繋がっていくと僕は考えています。
ここまでの話をまとめると、
オリジナリティ=自分の好きを正しく理解すること(積み上げたもの)
という考えが現時点での僕の結論です。
自分の好きを正しく理解した先に
僕の中で自分の好きを積み上げていく事に加えて、自分だけの世界観を生み出すために意識している事があります。
上記の写真たちは、それらを意識して撮影を行った作品たちです。
さあ、この時点で2000文字弱。
長々とお付き合い頂きありがとうございました。
この続きは写真教室でお話します。
今回話した内容の他にも作品撮りに必要なイメージの集め方や撮影までの段取り、実際にみなさんと一緒に撮影しながら、構図の決め方や光の読み方のコツなどもお話しする予定です。より実践的。
興味がある方いらっしゃいましたらぜひご参加ください!
教室の詳細と申し込みはこちらから。
それではまた。
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