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エクストリーム帰寮こぼれ話
おはようございます。しろみです。
前回の(アドベントカレンダー用の)記事に書きそびれた話をちょろちょろと書き連ねていきます。
開始前。
まず、ぼくがエクストリーム帰寮参加に当たり最も憂慮していた課題が「荷物をどうするか」でした。先の記事にも書いた通りぼくは下宿しておらず、当日も講義があったのでPCやらいろいろと荷物があったのです。さすがにこれらを持ったまま数十km歩くのは厳しいが、しかし1晩どこに置いていくか……
結局のところ、これはあっさりと解決されました。
当日、ひとまず少し早めに熊野寮へ行ってみると、高校の後輩でもありアドベントカレンダー1日目の著者でもある規則正しい生活くんが運営にいたからです。よかったよかった。
そうして思いのほか暇になってしまい、規則正しい生活くんがやたらとちっちゃいはさみで画用紙を切るのに苦労していたのもあって、運営の手伝いをすることにしました。
色画用紙をハサミで1/8に切って、私がやると遅いので手で高速で1/8を錬成できる人に全部やってもらいました。
紙なんて爪立ててピシーーーーーッと折り目つけて机か床みたいな平らなところでビーーーーーッて割いたら一瞬で切れるよ。
車内。
どうも他の方の記事を読んでいると、移動中の車内で景色を眺めていたという人も結構いたようですね。
しかしぼくが乗った車では「それではヒントになって面白くない」ということで、支給品の反射材を目隠しにしていました。
レンタカーに反射材で目隠しをした大学生4人、しかも目隠しをした人たちは誰も行き先を知らないというこの状況。
運転手「今職質されたら詰みだよなぁ……」
道中。
とにかく最初は星が綺麗でした。
マジで星の綺麗さだけで参加した価値がある とにかく星が綺麗
— しろみ (@syromii) November 26, 2021
冷静になれば星の綺麗さを体感するだけなら普通に車で行って車で帰れば良い話ですね。エクストリーム帰寮である必要はない。
そしてこれが亀岡にいると分かった要因。
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右下に思いっきり地図があって、よく見ると亀岡駅を通り越して桂の駅まで載っていますが、この写真を撮ったのが開始15分後とあまりに早かったこともあって、面白みに欠けると思ってこの時は特に見ませんでした。というか今初めて見た。
そしてこの後(寄り道もしながら)つつがなく歩いたのは前の記事でも書いた通り。
午前4時過ぎ、エクストリーム帰寮のオプチャに電話をする旨のメッセージが。そして数分後にほんとに電話がかかってきました。電話の主は先述の運営、規則正しい生活くん。彼の記事からしてぼくが電話の1人目だったようです。1人目にはもっと話の面白そうな人を選んだ方が良いよ。
場所はスタートした16kmと少々進んだ坂道、話した内容は上で書いたイルミネーションのポスターで亀岡って分かった~~~とかそんなことです。
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電話の途中で「歩道がなくなった」と言っていますが、このときぼくがいたのはここ。左側の歩道をずっと歩いていたのが途中で途絶えてびっくり。ただ、右側にはまだ歩道があるので耐えました。というかもうちょっと進んだら普通に左側にもまた歩道あったので、国道敷設にあたっての用地買収とかその辺の難しいところだったんだろうな~~~と。
電話で「その先もう歩道ないよ」と言われたのは500mほど先の地点のことでした。
ついでに、電話で運営側の話に出てきたトンネルがこれ。
とんねる! pic.twitter.com/ajbeAg9z4O
— しろみ (@syromii) November 26, 2021
声がとても反響しました。
トンネル、めちゃめちゃ反響する#エクストリーム帰寮2021 pic.twitter.com/Sxe43BbNQr
— しろみ (@syromii) November 26, 2021
やたらと高い声が出ているのはずっと歌っていたからです。後述。
後遺症。
このあとは道に迷いかけながらも普通にゴールしたので、ここからはゴール以降の話です。
まず、右の太ももに違和感があります。表皮近くの痛覚があんまりなくて、なんか麻酔かけられてる感じ。エクストリーム帰寮から2週間以上経つけど未だに治らないし、そろそろ病院に行かなきゃいけないかもしれない。
そんな話はさておき、もっと深刻なのが「青看板を見るとエクストリーム帰寮が頭をよぎり、長距離を歩かなきゃいけないような錯覚を覚えるようになってしまった」というもの。
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これは青看板とはちょっと違うけどこれしか手元になかったので。
ぼくはエクストリーム帰寮からちょうど1週間後の週末、1泊2日で九州に行きました。そして各所で見かける青看板。九州なので到底歩いて帰れる距離ではないのですが、なんか歩かなきゃいけないような気がしてふえ~~~~~となっていました。というか今でもなります。昨日東京に行っても思ったもん。
この強迫観念はいつになったら払われるんでしょうか。
おまけ。
帰寮途中に歌っていた曲たち。
「いつかの、いくつかのきみとのせかい」/fhána
好きな曲です。いや好きじゃない曲は歌わないので必然的にここで挙げる曲は好きな曲になるんですが、特に好きなので何回か歌いました。
「スターライトパレード」/SEKAI NO OWARI
星が綺麗だったので。
「Phantom Joke」/UNISON SQUARE GARDEN
なんで歌ったか分からない曲。歩きながら歌うBPMではないし、歩きながら歌うキーでもない。
「70億分の9の奇跡」/SPRiNGS
先日見事炎上した温泉むすめが誇る初期の楽曲。
あと夜明け頃に「あった~~らし~い~あ~さがっきったっっきっぼ~~うの~~あさ~だ~~」とか歌ってました。この部分しか知らないけど。「ラジオ体操の歌」というタイトルらしいです。
8時間も歩いた(とはいえ歌えるのは日が昇るまでなので実質6時間程度)し、他にもいろいろ歌ったような気もしますが、まぁこれくらいにしておきましょう。
おしまい。