CHATGPTでRPGやってみたらガチでAIに振り回されて驚愕してAIをコントロールしながらアドバイスを受け入れながら共に歩もうと思った話。
CHATGPTを使ってオリジナルのRPGを作ってみるアイデア。
ChatGPTなるものが話題になっていたので登録してみたけど、無知でいじってみて返答された答えも微妙なものだから、なんだAI、みんなが騒ぐほど大した事ないじゃん…ってはじめは、思った。
でも、なんでそんなに話題になってるんだ?
って色々と調べて見たら…
えっ、そんな色んなことできるんだ。
えっ、テキストタイプのRPGできるんだ…!
すごいじゃん!
…ってことになり、調べてみた情報を基に自分なりにルール作って
プレイしてみたけどTRPGの知識があまりに乏しく行き詰まってしまった。
AI大したことないな…と思ってたけど。
実はそう思いこんでいたオレ自身が大した事なかった。
ってことに、ようやく気づく。
せっかく興味も湧いてきたものだから投げずにもう少し詳しく
調べてみようか…
という事になり、Google先生で「CHATGPT RPG」で検索。
note内でRPGプロンプトを公開している方を見かけ、コレはイイかも!
と思い、ChatGPTにプロンプトを改めて入力してプレイしてみた。
結果…エラいドラマが展開して、驚愕。
軌道修正しつつ、物語は今でも続いている。
はじめて触れたのは、ほんの一週間半前の話。
こんなに短期間で世界観が変わるのかと、ショックと混乱を散々…
イヤというほど、体験した。
それでも、空き時間にAIにがっぷり四つで喰らい付いた、レポートです。
AIに、呑まれる。
プロンプトの設定ではスタート設定は「王様の謁見室」だった。
ココは色々と設定変えてもまた違った展開になると思うけど、まずはそのままスタート。
こんな物語が展開した。
これ、1部抜けがあってフォローで少し手を加えたものの、AIチャットボットがほぼ創ってくれたものですよ?
ここでもう、やられた。
完全に呑まれた。
エラい時代になったわ、ホントに。
ウソだろ…本当にそう思った。
あと、自分が演じるキャラクターを紹介しよう。
肖像画も実はプロンプトをChatGPTに考えてもらい、
画像生成AIサイト「Craiyon」で作成。
どうせならとことん、AIに協力要請してみようじゃん。
というわけで紹介しまーす。
戦士/僧侶のReinさんでーす。
…自分はそんなに実際のTRPGのことはよくわからないんですけど、多分こういうのって、今までだったら色々考えたり、なやんだりして色々イメージ膨らませながら創るものだと思うんです。時間をかけるからこそ愛着も湧くし、自然にお気に入りだったりすると思うんですよ。
でも…
実感としては、ものの15分くらいでここまでイケるのはすごいなと思った。
なに…この、インスタント感。
どんなに混乱に打ちのめされても、冷酷無比に話は進むんですよ。
AIチャットボットにすっかり圧倒されちゃって自分がRPGの主人公であることを目的をすっかり忘れ、オレことReinさんはフラフラと街へ出ます。
不意にパーティーを募ろうという発想が浮かび、チャットボットと延々とお話し合いをした結果、『街の中心部に冒険者を募る掲示板などがあります』ということで掲示板に行き以下のような募集をかけました。
【AIに挑戦した結果、カオスに突入】
やりながら、自分の悪いクセが頭をもたげた。
「集まった人数が多い場合はどう言う反応をするのか?」
この答えは…正直、面白い発想かなと思った。
ためらいましたけど、思い切って実験のつもりでやってみました。
『驚きです。15名の応募を考えていましたが100倍の1,500名、集まりました』
って、いうようなことを書いたのですよ。
冗談のつもりでね。
Reinさん、さすがに…
それはないですよ、常識的に…。
っていう反応をチャットbotに期待して、待った。
そしたら、GM役のチャットbotが一言。
( д) ゚ ゚
ガチですか?
ノルなよ、受け入れるなよ、ツッコんでくれよそこは!
いったいオレはどうすればいいのだ(-_-;)
んー、あみだくじで決めます?
( д) ゚ ゚
常識的な回答ありがとう\(^o^)/
結果、やりました。
応募要項、必死こいてちゃんと作りました。
うーんw
これって、RPGだよね?って葛藤しながら。
実にホワイトカラーな応募条件ですよ。
AIにフィードバックをもらいながら、ね。
この選考基準を応募してくれた方1,500人に送りました。
まぁ、20人くらいに絞ったってことにしたわけですよ。
そうしたら…AIチャットbotの答え。
( д) ゚ ゚
あのさ、RPGだよね?
本当にやるの?
やる気あんの?
オレ…誰と打ち合わせしてるのかな…
AIだよね?
すごく不安になった。
ほんとにエラいことになった。
1,500人なんて書かなきゃよかった(泣)
まぁ、コレも勉強とばかりに気を取り直し、アンケートをチャットボットと打ち合わせをしながら作成し、配ってください…とお願いしました。
まぁ、アンケート結果が吐き出されましたよ。
…20人分。
実際に、ヒィっ…て、白目を剥いて身震いした。
実際に。
普段の日常生活でヒィ…って、白目を剥く事って、あんまりないじゃないですか。
本当にヒィっ…て呟いて白目剥きましたけど、なにか?
とりあえず気を落ち着け…
『3人目。』
と、答えました。
もう、コレで覚悟を決めた。
このあとちゃんと…20人分、実際に読みましたよ。
ついでにGMにアンケートについてダメ出し喰らいながらレポートも書きましたけど、なにか?
※この時点で面接すらも行っていません。
俺…なにやってるんだろう。
ただ単に、RPGを楽しみたいだけなのに。
完全にAIに囚われ、呑まれてる。
それだけは…それだけは…
ハッキリ、自覚した。
勝手がわからず、やり取りもグダグダな中、謎に冒険者ギルドの主人と30分ほど打ち合わせを行い、冒険者ギルドの一室をお借りするという形にまとまり、20人と面接を行い(ちなみに、すべてAIが演じております)カオスの中で、ようやく6人のパーティーが決まりました。
何回も言いますけど…
これはGM役のAIチャットボットとしか対話してません…
ガチです。
このプロセスを現実世界と平行で混乱の中、3日で創りました。
仕事とかPTA活動もしながらね。
集合場所は1週間後の冒険者ギルドで会いましょう…
という事になり、どうにかどうにか、話がまとまりました。
『1,500人募集騒動』のおかげで、なにをするのかすっかり忘れていたので過去ログを見て、目下の目標を思い出した。
整理しようと思わずExcelでまとめたもの。
ログが重いし。
あ、そうだったんだ(笑)
あまりの展開に脳が追いつかなくて忘れていたよ💦
せっかくだから、騎士団の名前とか決めようと思い、騎士団メーカーでそれっぽい名前を決め、紋章も上記にリンクしてある「Craiyon」でプロンプトを打ち込み、それっぽい紋章も作りました。
できた紋章がコレ。
・『神聖なるベヘテパ騎士会』
・消息不明人数…250人
・調査は単独行動。
もう…軌道修正でなかば強制的にそういう事にしました。
ようやく、RPGな展開になって参りました。
【まとめ】
・なぜ、世間が良くも悪くも話題にしていたのか。実際に触れてみてわかった。とんでもないものを人類は創ったな…とつくづく実感しています。
・調べたり、聞き方に正確性や具体的な言葉を求められる。脳みそだけじゃない、普段使ってないところを動かす感じがして、言葉にならないです。
・新鮮なショックだった。PCも使うけど、iPhoneで片手で触れられるのは急激な進歩を考えると、楽しみやら恐ろしいやら。
・AIに依存しがちだけど…一度離れて、自然に触れ、心を落ち着かせて…
ちゃんとどういうふうに扱えばいいのか?
自分なりによく考えて扱うと、このツールは面白いと思いました。
AIに一度呑まれると、えらい目にあいます。
話題で大盛りあがりもいいけど、冷静になろう。
俺みたいに、なるな。
【追記】
冒険は実は続いています。
TRPG初心者ですけど2-3個くらい軽い冒険をこなし、慣れて来たところでパーティーも導入し…今、近場の砂丘洞窟探検に出かけています。
冒険の話はまた、別の機会に。