思い込みはこわい。
毎日、パソコンと向き合って、にらめっこして。
小説、お話、物語を書きます。
「書きます」って、書いても、実は、一文字も書いてない時間もあったりします。
画面を睨みつけて、うんうんとうなりながら、
「あぁでもない、こうでもない」
と、そこにふさわしい言葉を探します。
何度も、書いては消してを繰り返したりね。
そのまま、一日が終わってしまうときもあるし。
最後の最後で、「これだ!」って描写が書けて、安心するときもあります。
このとき、「なんでもっと早く、これを思いつかなかったかなぁ」って、思ったりもします。
「こんなの、思いつきそうなものじゃん」と。
探しものをしてて、どれだけ探しても見つからなかったのに、いつもおいてる場所から見つかったときと似てるかもしれません。
「こんなの、いつも書いてるじゃん」と。
探しものの場合、脳が勝手に「ここにはない」って先入観で決めつけちゃうから、見逃しちゃうんだそうです。
アイデアの場合もきっと、「これじゃだめでしょ」って、最初から先入観で決めつけちゃってるんだろうな。
本当は、答えは近くにあるのにね。
思い込んじゃうのは、こわいです。
思い込みって、自己暗示です。
「俺ならできるぜ」と、自信たっぷりに思い込んでやろうと思います。