小児地域リハビリテーション研究会について
noteの更新が滞ってしまっていたので、久しぶりに投稿します。
この研究会について最近よく質問を受けるので、簡単な成り立ちと運営について書いてみたいと思います。
私は、東京リハビリ整形外科クリニックおおたという地域密着型のリハビリテーションクリニックの事務長をしていて理学療法士でもあります。4年前にこのクリニックを院長の依田奈緒美先生と開院するに辺り、昭和大学のリハビリテーション科に相談に行きました。(依田奈緒美先生が昭和大学の医局出身ということや三輪書店でもお付き合いがあったので)
真野先生との出会い
そこに居たのは教授の川手先生と依田光正先生、真野先生です。
私たちが行いたいクリニックの一つにお子さんへのリハビリというテーマがありました。一通りお話をすると、
お子さんのリハビリなら、真野先生でしょ!と先生方から言われたのを今でも強く記憶しています。(確か真野先生はたまたま夜勤で医局に立ち寄っただけですが、、、)
真野先生は特別支援学校の校医や発達支援センターでの診察など14施設もの施設に出入りしています。多くの患者さんが必要とする場所を提供する必要があると医局の先生が説得して下さったこともあり、外来診療をお願いすることができました。
開院当初から沢山の真野先生の患者さんが来院されました。私も診察に立ち合わせ頂きましたが、真野先生の診察が異次元過ぎて、、、ついていくのがやっとでした。
本当にお子さんのリハビリに長けている(おこがましいですが、、、)
Drなのにハンドリングも凄いし、沢山お子さんに触って色々な可能性を考えます。装具や補助具、ボトックスなど本当に知見も広く感動しました。
それに加えて、私たちリハスタッフは、、、、。私も訪問看護で少し小児をリハビリしたことがある程度で、未経験のレベルでした。毎週のように真野先生の診療が終わった後に夜遅くまでお子さんへのアプローチをお聞きする日々でした。
沢山のことを教わりましたが、他のスタッフや他の施設の人にも真野先生のお話を聞いて欲しい。純粋にそう思いました。今まで、書籍で読むようなアプローチとは全く違う角度からのお話も多くあり、セラピストには絶対に参考になる!そう思いました。
第一回目の小児地域リハビリテーション研究会
初回は25名定員満員の申し込みがありました。この時期は近くの医療機関や児童発達の施設の方々など、沢山の方がお越しになり、情報共有の場としても非常に良い機会でした。今のコロナ禍では、難しいですね。。。。
ハイカットはいつまで必要ですか?というお題は今でもよく聞きますね。
私たちは歩き始めは良いですが、歩くようになったら必要ないです。と答えています。足関節の前後運動を止めて歩行するのは、スキーのブーツを履いて歩くのと一緒です。逆に筋力が必要ですね。
すごく良い機会でした。この会は録画していないので、また同じお題でお話をお願いしたいですね。
私たちならでは取組みができるわけ
真野先生の診療はもちろんですが、真野先生を支えるチームがしっかりしています。その中心にいるのは院長の依田奈緒美先生です。真野先生とはもう20年来のお付き合いで真野先生の特性を一番理解しています。(私が一番と思っていましたが、二番のようです)患者さんの為ならなんでもしてあげたい、無茶なアプローチでもどうにか実現したい、という思いのもと様々な取り組みをしています。
今回の研究会についても法人の全面的なバックアップのおかげです。