ジビエ食べながら事業承継を考える
事業承継コンサルタントのMasakiです。最近、いろいろなご縁があってジビエを食べる機会があります。そんな中ふと「ジビエ炭火焼肉が食べられる民泊施設」って行きたくないですか?炭も、肉もチョイスできて、晩御飯は自分でじっくりと焼きながら。サイコー!今の時期は蛍を見ながら晩御飯が食べられる自然環境が気持ちいいです。今そこに関わろうとしています。
自分の目の前に
自分の前にこんなお悩みを抱えた次のような人が現れました。さて、どうしましょう?
【その1】創業社長からの相談後継者と折り合いがつかなくてなかなか事業承継できないよ。悩んじゃってどうしたら良いか?わからないんだ。どうしたらいいですか?
【その2】 後継者候補からの相談
後継者選定の一環で新しいビジネスのコンテストがあるのだが、出展予定の方からアイデアが浮かばない。どうしたらよいですか?しかもプレゼンが苦手なんです。
【その3】スタートアップの方からの相談
新しく事業展開をしたいが、資金計画が厳しい。補助金助成金活用したいがどうしたら良いか?
これは、いずれも私のところに寄せられた相談です。こういう時にコンサルタントは、どう対応していくのがよいのでしょうか?
私なりの回答
ありません!!
目の前に悩む方が現れてその方の悩みを解決できる答えを持っているコンサルっているのかな?と考えています。えー、そんなのコンサルとしては無能じゃないですか?と言われても仕方ないと思いますが、ないといった理由は「自分の見解を述べると相手の本当の相談事項を見えなくなってしまう」からです。あくまでも私の考えとして書きます。
答えをもって接すると「先入観」」が生まれます。そもそも普段から何かしらの先入観を持って生きています。持ってないほうが不思議かもしれません。例えると「約束時間の10分前行動」「お年寄りには席を譲るべき」
みたいな。
まあ、私は習慣になっていますけど、何か自分の判断基準になる時にベースになる考え方でそれと違うと「おかしい」「なんで?」ってなりませんか?
先入観なしで接していますって言いうのも先入観です。「なぞなぞ」みたいです。(笑)これって簡単なようで一番難しい。めちゃくちゃ難しい。それはほとんどの人が気が付かず「眼鏡」をかけて世の中を見ているからです。それは「見たいように世の中を見ている」ということです。だから相談されらことに対して自分の見解を述べてしまって相談者が満足するよりも自分が満足してしまうことが多いです。
傾聴って言葉もそうです。聴いているつもりがいつの間には自分の独演会になっていたなんて失敗ありませんか?私はあります。だから話したい気持ちをグッと抑えて話を聴いています。それに個人的には資格とかそんなんで図れるものではないと思っています。確かに、相談者から見れば何かしらの「資格」があったほうがわかりやすいですけど、資格があるからだけで仕事を頼むとかないですよね?実は気が付かずにその背景に何かしらの理由があります。
それが心理的安全です。
「相談だけじゃ・・・・」ってなりますけど相談してもらうことで実は相談者自身が自分で自分の考えを整理しています。人に話すということは自分のことを理解してほしい訳です。ということは自分の考えを整理できてないと伝わらない。始めた整理できていなくても話すことで相談者の中で整理がついていくことが一番なんです。よって私は壁打ち役。
人事コンサルや人材派遣、人事部など様々な職種の人に比べて私という人間ができることはひとつ・・・
「事業承継者であった失敗」という点です。
つまり私がやった失敗と同じようなことを事前に見つけて、それに対して相談者の方が解決していける道筋を一緒に探っていく、横に立っている人ことが私のコンサルタントとしての価値です。もちろん、解決策やプレゼン資料など他にもできますが、まずは私は自分の経験が他の方の役に立てばいいと思っています。
次回以降このあたりも書いていきたいと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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