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人間関係で、相手と深くつながるようになるには?

僕は毎日暖かい家族や友人に囲まれ

子供に朝から自転車に乗るよう催促され

今、幸せな時間を過ごしていますが

もともと、子供の時にいじめを受け、社会人になってからも周囲から「使えないやつ」と、上司や同僚から白い目で見られて、パートナーも全然できないほど、人間関係がうまくいってませんでした。

その原因の大きなものとして「相手の氣持ちが、まったく分からない」ということにあったように思います。

相手がこう言われたら嬉しいだろうな、とか相手がこう言われたら怒るだろうな、という想像力がまったく無かったので

自分が何かを喋れば、相手の痛いところを踏んでしまうことがしょっちゅうだったうえに

相手が痛がっていることも氣づかないから改善できない、という悪循環にハマっていたのです

僕がとにかく改善していったのは、自分の氣の流れを良くすることで「相手のことを感じられる」ようになることでした。

不思議と、自分の氣の流れが良くなってくると、周囲の状況がよく「観える」ようになっていきます。

「観える」とは視覚的なものだけでなく、相手の雰囲氣、相手の感情、相手の仕草すべて含まれることなので「見える」とは、まったく意味が異なります。

それは、特別な能力ではなく、私達も普段から当たり前のように使っている能力でもあります。

たとえば、相手のふとした一言が「心の底から思って言ってること」なのか「全然、実感の伴ってないうわべの言葉なのか」なんとなくわかる瞬間が無いでしょうか。

「いらっしゃいませ」という言葉1つとっても、心の底から相手を歓迎し、相手が欲しいものに対して親身になろうとする「いらっしゃいませ」もあれば

早く仕事の時間を終えて遊びに行きたい、こんな仕事やってられないよ、という氣を出しながら言う「いらっしゃいませ」もあります。

同じ言葉ですが、言葉のイントネーション以上に、相手の発している氣によって、私達は実に様々な情報を日々感じています。

その「言外に伝わってくる何か」を氣と呼び、それが観えるようになればなるほど、相手とカチャッと歯車が噛み合うような、「氣が合う」関係になっていったのです。

では、どうすれば、相手のことを感じられるようになるかですが、僕がそこで教わったアドバイスは「相手のことを感じようとしない」という、禅問答のような答えでした(笑)

相手に合わせたり、相手のことを感じようと思えば思うほど、相手のことを感じられなくなるから、とにかく自分がまずワクワクして全身の氣の巡りを良くしていくと、宇宙とつながり「宇宙とつながることは、相手とつながる」ことでもあるので、自然に相手が観えるようになってくる、とのこと。

呼吸を深くし、意識を頭から下腹に下げていくことで、だんだんと自分のありのままの姿が観えてくるにつれて、相手のことも自然と観え、分かるようになってきたのです。

僕はこれから、10年以上教えてきた「氣」の流れを良くする方法を、いろんな人に知ってもらいたいと思っています。

かつて完全なコミュ障だった僕でさえ「氣」の扱い方が分かれば、人間関係で絶大な効果を発揮できるようになったからです。

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