シャニアニのやりたかったこと【全12話感想】
こんにちは。ショウゴです。
皆さんはシャニアニ見ましたか?
今回は僕個人の感想を記すので気持ちに整理がつかない人の一助になれば。
ちなみに僕のシャニマサー度ですがサービス開始3年位で初めてフェスツアーズ実装くらいでフェードアウトしてしまいました。今はたまにコミュ読むくらいです。
※シャニアニ1期とシャニマスゲームのネタバレを含みます
はじめのお気持ち表明
その前に僕のスタンスをお話しします。
作品を作り上げることは往々にして難しいことです。
有名IPのアニメともなれば関わってくる人間も多くなり意見の不一致や納期の問題等懸念点が多いのは想像に難くないです。
その中でできる限りのリソースを割き多くの願いを背負って生まれてきた作品を一人間として否定はしたくありません。
しかし、それと同時に一消費者として感想を言う権利があるとも思っています。
〇〇は駄作!と口汚く感情的にこき下ろすことすらその権利の範疇であるとも。(当然誹謗中傷は犯罪ですが)
懇意にしているコンテンツのネガは聞きたくないのもよく分かりますがSNSにいる限りそれは避けられないでしょう。
つまり何が言いたいかと言うと「作品を鑑賞するコストを支払っているのだから感想を言う権利がある」です。
ネガティブな感想が原因でシャニアニ、ひいてはシャニマスの潜在的ユーザが離れていって衰退を招くことになったとしてもそれはこの作品を世に出したお前の責任だ。
お前とはシャニマスのアニメ化を望んでいたあの日の僕のことでもある。
1話
タイトルのクソダサフォントとそのカメラワークをやめろ!
すいません。これは言わなくちゃいけないので。
さて、真乃が加入する話です。
既存プレイヤー目線だとだいたい真乃WING1話目って感じです。
ゲームだと割とサクッとアイドルになる事を決めていたのでアニメでは真乃自身の変わりたい気持ちを丁寧に描写するものと思ってましたがあまり深堀はされませんでした。
モブにじゃあねって言われるシーンも示唆的ではありましたがそれが回収されることもなく
アンティーカのライブを見るシーンもありましたけどここはしっかり1曲やった方が良かったのではないでしょうか。
明確な山場としてわかりやすいポイントですし283の先輩としてアイドルのひとつのあり方を提示するシーンですからね。
2話の前フリにもなりますし。
ともあれイルミネは結成しWINGへ出場することとなるわけです。
これから各ユニットとの交流を経て仲間として、ライバルとしてWINGを共に戦っていくんやろなぁ。
ちなみに個人的瞬間最大風速はエンドカード。
2話
アンティーカ回です。
イルミネとアンティーカが絡むのでは無く本当にアンティーカ単独での話なの?
じゃあ合間にちょくちょく他ユニットのシーンに飛ぶなよ。
あ
入りたての真乃と絡ませることで自然にキャラクターのパーソナルを説明出来ると思ったんですけど。
あまり喋らない霧子も雰囲気が真乃と似ているのでそこで互いの掘り下げを行うとか。後半まで越境しないようにお達しが出ているのでしょうか。
さてMVを撮影するのですが、作詞の人間を関与させず世界観丸出しのMV作っていいんだ。うーん。
疑問に思ったのは雨が降って城を背景に踊るシーンが取れない場面。天気不安定なんだから先撮りしろ。こがたんがアンティーカのライブの本質は熱い想いであると熱弁し(つまりMVにライブシーンがないのは違くないか?ということでしょうか。僕の読解力不足かもしれませんが分かりにくかったです。)雨の中外で撮る提案をしますが…
1話でアンティーカのライブシーンをちゃんとやっていればアンティーカのライブが云々の下りも説得力が出たのになぁと思ってしまいます。
ともあれMVは完成するもその評価は次回の朝番組までおあずけ。
なんでだよ。
cパートで三峰あたりに「いやー評判良かったねー」とか言わしときゃ雨の中撮って逆に良かったねってなるじゃん。シャニPの謎ポエムで締められてもオチなくて困るよ。
MV終わったと思ったらすぐEDでおかわりされるし。まあEDでさっき聞いた曲がもう1回流れるのは2話に限った事じゃなかったね。
全体として気持ちいい所をわざと外されているみたいでした。
あとバベルシティグレイスは個人的に古代の機械的なイメージがあったので中世っぽい雰囲気のMVになったのは意外でした。どちらかと言えば中世的なイメージやこがたんがレジスタンスなのはラビリンスレジスタンスを想起させます。
歯車とか鍵を出せよ。
3話
やんや言われてるアルスト回。
アルストとpで引越し蕎麦を食べるところから始まります。
桑山千雪は引越し蕎麦を食べる側の人間。
既プレイ勢からすれば千雪が寮に引っ越すのを3人で手伝ったんだろうなとすぐ分かるのですが実は本編でこの建物が何なのかの説明がありません。
また大崎姉妹は既に寮に入っているのか?それとも実家通いなのか?
シャニアニから入った人にすんなり伝わる?
ともかく。蕎麦すすりながらアルストロメリアの花言葉「未来への憧れ」になぞらえてアルストの未来について、なりたいアイドル像について考えていこう。それが出来れば言動力にもなる。そう言ってましたわシャニpも。
アバンが終わりアンティーカが朝番組でMVのシーン。
なんで1週間開けたのかはともかくアンティーカが認知され始めていることがわかるシーンです。
まあ俺ならここにイルミネ混ぜてアンティーカヨイショしつつ私達も頑張ろうみたいな流れにしますけどね。
合間合間に他ユニットの話を差し込むのはテンポが悪いのでその回メインのユニットのシーンとイルミネ+αのシーンの2軸ならまだあっち行ったりこっち行ったり感も減るのではないでしょうか。
そして夜電気も付けねぇで大崎姉妹が未来の話をするシーン。
ここはどこだよ。283の寮か?
外観を映すとかさぁ、わかるな?
憧れってなんなんだろうね。
つづいてイルミネのシーン。
真乃は歌がめぐるはダンスが灯織はそれらの両立が得意らしい。むん。
そしてアルストにフラワーアレンジメントのお仕事が。
前回の仕事がきっきかけで貰った仕事らしい。
千雪さん引っ越してきたばっかだけどそこそこ活動は長いらしい。
で荷解きのシーン。桑山千雪にしては荷解きが遅い気がする。
そして各々のなりたいもの発表アルスト。
なりたいものはぜんぶ叶えたい。
でもそれは憧れなのか。
答えは出たような出てないような。
でフラワーアレンジメント当日。
ステージでお花トークに花を咲かせていたら突然シドニアの騎士に出てきそうなガキが「お姉ちゃんもう嫌だ」と泣きながらどっか行ってしまいました。
なにが嫌だったんだよ。
と思ったら甘奈にお花パシらせてご満悦だし。
姉弟の喧嘩を同じく姉妹属性を持つアルストが姉として2人を仲直りさせる回だと思ったんですけど、実際は喧嘩とも呼べないガキの癇癪を花と美女で気を逸らしてあやしただけになってしまいました。
例えばシドガキの姉にもっと喋らせてちゃんと喧嘩させてバックボーンを視聴者に伝えてあわよくば甘奈の姉エピソードを伏線として貼っておいてそれを回収する、みたいなね。
まあ千雪さんはあれを喧嘩と言ってたので喧嘩だったんでしょう。なにが原因なのかなんで仲直りしたのかはわかんなかったけど。
ともかく笑顔のお花を咲かせるのが未来への憧れなんだと宣言しアルストロメリアのアルストロメリアへ。
最後にはシドガキもにっこりだったんでまあええか。
あとEDで寮組と蕎麦食ってるシーンあれを本編でやれよ。
全体として結論ありきの構成になっている気がしました。
まあこれは僕自身個人的に心当たりがあるので強く言えません。
4話
放クラ回。
合宿の匂わせと共に開始。
まあここは既存勢に目配せするシーンなのでこれで良し。
そしていままでチラチラ挟まってたお仕事が実を結びヒーローショーになりました。放クラだけ縦軸がしっかりしてるな?
ヒーローは数多いるのでヒーローショーだけでジャスティスVと誤認した果穂が悪いので僕はシャニPの肩を持ちます。
でも贔屓のヒーローじゃなかったからモチベが下がるがそれを乗り越える…みたいな展開になる訳でもないのでこのシーンは無駄に果穂曇らせしただけでは無いすか。果穂くもは犯罪。
場面変わってアンティーカラジオなんですけど、まだmv引っ張る?ろくに敬語が使えないこがたんが果穂と比較してななんや言われてるけどそれはすまん。これがシャニマスや。そして狂犬時代のおひお。
シーンぶつ切りにされると没入できないね。
戻ってさらわれる特訓してる放クラ。
これでだいたいキャラの個性伝わるよね。
必要なシーンでした。
しかし本番当日。パステルナイスは福岡へ…
かわりに放クラがヒーローショーをやることに。
これはすごくいいですねぇ。
前のシーンで楽しみにしてるガキを描写したから説得力がでてますしね。
ただヒーローショーを見に来た子はこれで良かったのかもしれませんがパステルナイスを見に来た子の気持ちはどうなるのでしょうか。
そこのフォローがあっても良かったかな?
ショーの内容そのものはとても良いです。純粋に盛り上げ=モリサゲール撃破の構図が綺麗ですよね。
またタオルぶん回したくなるような放クラの個性がヒーローショーという場にマッチしてます。
結果大盛況です。めでたしめでたし。2話連続でガキがぐずったら暴れるところだった
あとこれは全くの個人的見解なんですがシャニPは舞台に上がらないで欲しかった。
お前はカメラの中に入ってはいけないんだよ。
5話
イルミネ回。
ひお…ひお…
伝家の宝刀1人で練習した方がいいがまのひおにスリップダメージを与え続けています。かわいいね。
そんな中デビューライブの日程が(デビュー曲が上がって来てないにも関わらず)決まりました。これは業界特有のものなのかな?
次のシーンではデビューライブが1ヶ月後ってめぐるが言ってたんですけど流石に最初のシーンからしばらく経っているという認識でいいんですよね?
1か月前なのに基礎練しかしてないなんてことあるわけないもんね。
ともあれシャニPの粋な計らいでイルミネは同じ方向を向くことが出来ました。
ここは灯織が思いを吐露したから真乃と本音でぶつかることが出来ましたが、陰でシャニPが見守ってたのでなんかあったらフォローしてくれてたでしょう。
だからここは言われてるほどご都合主義とは思いませんでした。
この場にめぐるを立ち会わせたことも含めていい改編だったと思います。
そしてデモ音源をニコニコ聴くシーン。
あと1ヶ月でライブなのに?!
なんてタイトなスケジュールなのだ…
そして案の定その弊害が出る。
フォーメーションが間に合ってないのだ。
ちなみに僕は最初フォーメーションが具体的に何を指すのか分からなかった。
インターネットによるとフォーメーションダンス、全体でのダンスのことらしい。途中でセンターが入れ替わったりするあれのことだろうか。
本番前日にそんなこと言うなよという気持ちも含めてこの改編いる?ポイント。
フォーメーションの話したいならもう少し前からその話してないと困りますよこっちも。
原作では本番前日乾杯してた。それで良かったろ。
結局フォーメーションをやり遂げライブは成功。
まあ成功したならええか。
スケジュールがきつかったのは一概にシャニPの責任とは言えないから僕は何も言いません。
6話
一通りユニット回終わったので本格的にWINGの話をするらしい。
自撮りの構図でやるのは画的な新鮮さがあっていいですね。
しかし全ユニットがそれぞれでやっているので間延びした印象を受けてしまいます。会話の内容も在り来りですしね。テンカモ…
そんな中でも放クラは去年のステージを参考に対策を考えています。
こういうのでいいんだよ。
一方シャニPはWINGの密着ドキュメンタリーを獲得。やるやん。
序盤の自撮りと画が若干被ってるような気もしますけどね。
そうこうしてるうちにあっという間に本番。
え?ここまで越境無し?
敵情視察とかアドバイスし合ったりとか私たち負けないよとかやんないの?そう…
同じ目標に向かう仲間で同じ優勝を取り合うライバルなんだからさぁ。
お互い思うところあるでしょ。そこを描写するのがアニメ化の仕事じゃないのかよ。
そしてお通夜EDへ…
暗がりでカップ麺啜ったりプリン食ったりのカットはなんなんだよ。
7話
密着番組の体で開始。
WINGは?もう終わったの?
疑問符を浮かべながら視聴を進めているとどうやら全員敗退したらしい。は?
いや全負けはわかる。ジムシャニもそうだったからむしろ予想通りだ。
しかし前のシーンでは密着番組を嬉々として観ていたはずなのに、急に実は負けてましたって言われても。
わかりにくい時系列でこれをされてもこちらは一緒に負けを悔しめません。
俺も果穂と一緒に泣きたかったんですけど状況の整理で脳のリソースを割かれて涙が出てこねぇぜ。
これは普通に構成が悪いと思います。
1つはライブシーンが無いこと。
合同ライブ回で全ユニット歌うからここでなるべく歌のシーンを入れたくないという制作側の気持ちはわかるのですが、パフォーマンスをろくに見ていないのに負けたと言われてもそうなんですかって感じです。
ただでさえWINGに向けた練習のシーンは少ないのだからせめて本番は描写しないと。
もうひとつはドキュメンタリー番組の形式であること。
ライブシーンを移さないための施策だと思うのですが番組中の練習シーン、本番シーン、現在の番組を見ている場面、本番後の振り返り、負けた後の悔しいシーンこれを各ユニット分バラバラにやっているわけです。
こんなにとっちらかってたら素直に泣けません。
泣かせろ。
しかしそんな混乱を他所にWINGのおかげでオファーが増え忙しくしているそうです。
なんか場面転換が雑だな。
ドキュメンタリー番組はもう終わりか?
そして急に越境が始まる。なんなんだよ。
本当にしれっと越境するのな。散々もったいぶっといて。
でシャニPから課題や想いを手にしたと思うって言われたんですけど視聴者はなんで負けたのか、誰に負けたのが分からないのでなんか言ってらーって感じです。
課題を見せろよ。
かくして事務所合同ライブが決まったわけです。
WINGの扱いが雑じゃないか?
果穂の涙はなんだったんだ。
8話
合同レッスン回。
本格的にユニット越境が始まりました。
まずは放クラとアルストが合同で行動。
やさしいせかい。
その裏ではアンティーカが不穏な空気に…そして真乃にセンターの打診をするシャニP。
じゃあもっとイルミネが越境してた方が良かったんじゃない?
事前に他のユニットの練習や仕事を見るシーンがあれば全体のセンターを打診された時の気持ちに説得力がでたのではないか。
この回はセンター打診がメインだろうからそこに向けた組み立てをしておけばよかったのにねっと僕は思うよ。
まあここは9話でフォローが入るので別にええか。
9話
センターをやって欲しい理由はみんなを繋いでくれそうだから。灯織とめぐるを繋いだみたいに。
だってさ。
どうなんでしょう。
どちらかと言えばそれはめぐるでは?と思ってしまいます。
当然真乃は悩みます。
そんな中イルミネとアンティーカの合同レッスン。
アンティーカはなかなか予定が合わないようでそれが前回の不穏な空気の理由でした。霧子が何か言いかけるもキャンセルされるし。
怖いですねぇ、真乃のセンターの件と話がぶれそうで。
一方その頃イルミネはイチャイチャしていた!ひおりぃ♡灯織ちゃん♡3人ならいける気がするのだけどそれが16人になったらどうなるんだろうね。
そしてアンティーカの不穏な空気は離れていても信じてるから的な方向でイルミネに吸収されました。
16人で仕事したことは無いけどこころは一緒だよ的な?
弱くないか。
仕事以外でも絡んでるシーンが2話から5話にあればよかったんですけどね。
まあそれを力にレコーディング上手くいったしええか。
レコーディング?曲の解釈の話してましたっけ。
まあええか。
かくしてレコーディングで何かを掴んだ真乃はシャニPと両片思いみたいな雰囲気を出したながらセンターを引き受けることにしたのであった。
めでたしめでたしと思っていたらなんとここに来て新曲Spread the Wings!!
いい曲です。僕も好きです。
しかしまたしても時間が無く、やるかどうかはみんなで判断して欲しいって。
なんやねん。納期間に合わなかったんか?
しかも普通にサプライズでやれば良かったものをデモ音源流しちゃうし。
本番で聞かせてくれればええねん。
10話
合宿回。
放クラは以前来たことがある場所だね。
まあここはファンサ程度に考えておきましょう。
真乃が一言言うシーンですがセンターなんだーという気持ちと他キャラとの絡み足りてねぇなという気持ちがあるね。
例えば僕みたいな陰キャが先生から学級委員を推薦されてそれを悩んだ末引き受けたとして、クラスの殆どは僕のことを知らないわなんですよ。
なので僕とクラスの交流にもう少し時間を割いて欲しかったということです。
カレー作るシーンでも出番なかったし。
あ!みんなで星空にキス顔晒すシーン!
ここは本当に何?
あ花火もやるのね。
じゃあ9話最後のシーンは要らなかったんじゃない。
私たちだけの花火大会がなにかにかかってる訳じゃないし。
11話
合同ライブ回。
あっという間に本番です。シャニPもそう言ってる。
ステージでユニットが歌ってる裏で他のユニットが頑張ろうみたいなのを言うシーンは好きです。舞台裏の僕達が見たかったところです。
ただこのアニメの数少ない見せ場なんだから表の歌に集中させろという気持ちもある。まあBW1周目A面はユニット回で披露してたしええか。
え、B面もやるの?いやB面をやること自体は良い、というかじゃないと困るんだけど。
じゃあA面だったり舞台裏のシーンに割く時間は無いんじゃないの。
舞台裏のシーンもいいんだけど義務感かのように挿入するもんだから気になってしゃあない。
なんで全員同じ座標に居んのにシーンの切り替えが多いんだよ。
まあ裏側を描写したいお前の気持ちはわかるので俺は擁護する。
12話
引き続きライブ回。
さんざん聞かされたツバサグラビティはしっかり聞かせてくれるのね。別にいいんだけど。その優しさをB面にも分けてあげられなかったのか。
途中流れる過去回想で1話で流れたやつありましたが別にそれぞれの加入エピやってないしなぁ。
あとしれっと新衣装opでいっぱい見たけどバースオブウイングお披露目してましたけどビヨンドザブルースカイも初披露なせいで事故起こしてる。
そのビヨンドザブルースカイ着てスプレット歌うんだけどその前の各リーダーのコメントがね。
ライブの挨拶正味僕はあんまり要らないかなって思っちゃったりなんかしてね。
いや調整時間としてだったり、単純に演者も言いたいことあるだろうしそれを聞きたい人もいるんだろうけど。
現地であるいは生で視聴してるからギリ耐えみたいなとこはあるけどアニメの場でやられるとね。
あ!みんなで星空にキス顔晒すシーンの回想!
擦るってことは気に入ってるってこと?
曲自体は大変素晴らしい。
ライブも無事終わりました。めでたしめてたし。
毎年追加シーンがある特異点ことピクニックでフィニッシュです。
最後まで全員で空見上げカット×16をやるとはお見逸れしましたわ。
そしてピクニックということは追加ユニットがいるということ。
こんなに不安な次回作予告は初めてだぜ!
全体
謎カメラワーク
シャニアニを見た誰もが思うだろう。喋ってるキャラのアングル×n(nはセリフの数)それ以外にも画に面白みがないというか…キャラクター自体は細かな動きをしていて良かったのですがね。
劇伴
なんか気合い入れてらしたみたいですけど似たようなピアノの重苦しいやつばっかでねぇ。そんなシリアスな作風でもないのにお通夜みたいな空気になるのはこいつのせい。
あとED含めインスト使いすぎ。たしかにいい素材だけど。
エンディングでさっき聞いた曲流れるのはわろけてまうやろ。
BGMはゲームの流用で良かったからED描き下ろせよ。
そういやてってってーって流れた?
ストーリー
登場人物の心の動きを丁寧に描写する硬派な作品にしたかったのだろうが中身が伴っておらず結果的に起伏に乏しいだけの虚無になってしまった。
水着回があればなぁ。
シャニマスのコミュ(ゲームでのストーリー)はなぜ面白いか。
それは本編に出てくる要素を触媒としてキャラクターの心情を描写しているからなのではないか。
「あ」のない少女、靴、リアリティ番組。思い出の雑誌。
時にメタファーとして、時に舞台装置として出てくる要素を軸としアイドルがどう絡んでいくのか。それこそがいわゆる「シャニマス文学」なのでは無いだろうか。
それらを踏まえてシャニアニを観るとどうだろう。
アイドルとプロデューサー以外の軸が弱かったように思える。
アルスト回なんてすごいですよ。
要素だけ見れば花と姉弟喧嘩ですからね。
これは花言葉や姉弟の過去にかけてアルストロメリアの深堀をしていくんやろなぁ…
そういうシャニマス文学の骨子が無い状態で起伏の乏しいストーリーラインを展開するとそりゃダレるって。
シャニアニの感想でよくある無味虚無はこれが大きな理由なのではないでしょうか。
次回予告
これは完全に僕の趣味なんですけど次回予告でキャラクターが若干巻で面白い話するの好きなんですよね、身近なとこで言えばミリアニ。
どうせ尺あまってんだからそこで清涼剤くれても良かったんじゃない。
シャニP
言われてる通りあんま役に立ってる感がない。まあ原作でもイベコミュでのシャニPはあんま関わんないことが多いからこうなるか。
またしても個人的嗜好になるのだがシャニPはもう少し隙がある樋口がにちゅりそうなイメージだったよ。
夏目Pはハキハキしすぎてると言うか。
こいつ絶対ちゃうちゃう歌わないだろ。
櫻木真乃について
主人公。本作の縦軸とはすなわち真乃の話である。
アイドルになった彼女がユニットメンバーと通じ合いやがて283全体のセンターになる話。
なのだが。
真乃がアイドルになった理由がわかりにくくセンターとしても描写不足を感じた。
彼女が加入する話とメンバーと分かり合う話は原作で描かれているのでそこの掘り下げがあれば良かった。
また全体のセンターになるがイルミネが他ユニとの絡みが少ないなめあんまりリーダー感がない。
例えば1番最後に加入した真乃を他ユニットメンバーが可愛がる形で交流させるとかね。
それができないのは序盤の真乃の縦軸は原作準拠にしたいからだろうか。
気持ちはわかるけどね?
また本作が起伏の少ないストーリー展開なのは彼女の性格も大きく関わっているだろう。
内向的な彼女が物語を牽引することはなかった。
Pに言われたからアイドルになりセンターを務めた。
もちろんそれにあたって彼女は悩み自分の中で結論を出した訳だが、その悩みの描写が良くなかった。
勝手に悩み勝手に解決したように見えたからだ。
そこの描写を丁寧にしていればなぁと
総評
面白くはない。
多分総集編で見るのがいちばん面白い。
この作品はだれ向けなんだ。
新規層か?
こんな各キャラのうっすい掘り下げで興味持ってくれるかよ。
既存層か?
序盤の縦軸はおおよそ本家のコミュなぞってるだけだし越境も少ないしで新鮮味がないよ。
アイドルが動いていることに意味のある作品だが、ならシャニソンで良いかなって。
結局シャニアニのやりたかったことが分からなかった。1stライブの再演をしたかったのか?
じゃあB面しっかり描写しろよ。
上層部がやりたかったことと監督のできることが噛み合ってなかったんですかね。
ジムシャニアニメ化のほうがよっぽどよかったよ。
2期もこんな感じだったらどうしよう。
僕はそれが怖い。