少し時間ができたので
少しだけ時間ができたので何か書きたいと思う。
と言う時に限ってあまり話題が無いのです。
日々何か思って過ごしてるはずなのに、忘れるなあ。
記しておかないとやはり忘れてしまうものですね。
記憶力は良い方だと思っていたのですが、最近は本当に忘れてしまっていることが多く人間ってこういう風に最後は何もかも忘れてしまうのだろうか……
なんて遠い目をしてディカフェを飲む毎日。(執筆せえ)
なぜディカフェかと言うと、カフェイン含量の多い飲食物を私の体内に入れると至る所に支障をきたしてしまうからなのだ。
でも、本当はカフェイン好き♡なので、豆にこだわってます的投稿とかしてみたかった。また支障きたさない日が訪れたらやることにする。
さてさて、書きたいことが一つありました。
先週末にやっていたNHKFMシアター「木になった亜沙」と言うラジオドラマ。先程タイムフリー配信で聴いていたのだが、ひっさびさに素晴らしいラジオドラマ作品に出会ったと思った。
原作は今村夏子さんの小説。今村夏子さん作品は私は読んだことが無かったのでこれを機に読んでみたいと思う。
そして、それを中澤香織さんによって脚色されたラジオドラマ。
最初は主人公 亜沙に関わる様々な人物達からの視点で描かれていき、最後には主人公へと切り替わっていくのだが、それがもう見事で絶品で。
原作がどう描かれていたのか気になるし、もし今回のラジオドラマがほぼ原作通りであったとしても、ラジオドラマに相応しい作品であることは間違いない。おそらく「脚色」と記載があるので、きっといろんなアレンジが施されているとは思うのだが、とにかく徐々に主人公に寄っていくことによって、主人公 亜沙の「叶わない願い」に対する見つからない答えと深い悲しみが染み渡ってくるのだ。
ラジオドラマとは、その名の通りラジオで流れるドラマ。音声と効果音と音楽のみで繰り広げられるドラマだ。
私は、「物語」と言うものにおいて、テレビドラマも映画も舞台も小説も漫画も…etc 好きなのだが、中でもこのラジオドラマはちょっと特別な存在である。いや、それぞれ特別な存在なのだけど、「耳で聴いたものを頭の中でイメージする」と言うことが平成ゆとり代表の私にとってはとても新鮮で物語界隈に対する新しい発見でもあったのだ。(物語界隈て✋)
一度聞いてハマってからはほぼ毎週聴くようになったラジオドラマ。
おそらく昭和中旬?辺りまでは今のテレビドラマのように世の中のドラマと言えば、ラジオドラマが主流だったのかなと思う。
今、テレビ以外のコンテンツ(YouTubeやティーバー等の配信)が主流となりつつある世の中で、テレビ業界の人達は消えてたまるかともがいている。(と思う。)
もちろん消えてほしくはないけど、本当に主のコンテンツが配信に切り替わった時、今の私がラジオドラマを「新しい発見」と思ったように、その時に「テレビドラマは新しい発見だ」なんて思ってくれる誰かが現れるのなら、それはそれで悪くない。むしろ嬉しいことかもしれないなと思った。
残し続けるって難しいけど、大切なことなんですね。
またもやちょっと長くなってしまった。
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
あ、ラジオドラマ「木になった亜沙」お気になりましたら、ぜひ。
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※2/19(土)22:50まで。
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