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LIGHTHOUSE

くらった。まじくらった。
ここ最近悩まないようにしていた。と言うか悩んでも、世の中の人と比べたらたいしたことじゃないし、とか、もう大人やし、とか何かと理由を付けて悩むことを避けてきた。
悩むこと、と言うより「自分と向き合うこと」と言う方が適切かもしれない。

例えば苦手だな、とか、むかつくなとか嫌いだなって思う人がいたとして、そう思うことを最近は認めようとしなかった。
他人を蔑むようなことは言いたく、いや、思いたくなかったし、他人のことを悪く思う自分すら嫌だと思ったからだ。
だけど、だからと言って、そこに向き合わなかったら、結局また同じように傷付いているにもかかわらず、そんな相手に当たり障りない態度をとって、あれなんで私こんな嫌な思いしなあかんねやろとか思って、何にもどこにも消化できずずっと奥底で煮えくり返る。そんなのをずっと繰り返していた。

その、自分を傷付けてきた相手や物事を掘り下げる、なんて必要はないと思う。傷付いていると感じたからもう二度と関わるな!なんてこともないと思う。

ただ、「傷付いている」と感じたこと、それ自体を受け止める必要はある。
ちゃんと受け止めて、そう思うことは生きている限り、人や何かと関わり続ける限り、この先もあるんだと覚悟しなければならない。

はたまた逆もそうだ。
「誰も傷付けたくない」
ずっとそう思っていたけれど、そんなのは、どれだけ気を遣っても回避できない。
この先、自分が誰かにとっての傷になることもありうると言うことを根底に置いておかなくてはいけない。

LIGHTHOUSEは、そう言うことを教えてくれた。
簡単そうで、もうずっと前に誰かが教えてくれていたことかもしれないのに、私は、今、このタイミングじゃないと気付けなかった。

NETFLIXで配信中の
星野源とオードリー若林正恭によるトーク番組


で、そんなLIGHTHOUSEに感銘を受けて配信された私達のラジオ番組がこちら。

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あとね、「傷付いている」と感じても当たり障りない対応をして、「誰も傷付けたくない」から場の空気を読んでる風に上手く立ち回れてる風に、そうやってきてた自分がいて、そんな自分のこと、声には出さずとも「私ってうまくできてかっこいいっしょ」なんて思っていた自分が、
心底、
くっそだっせえ。
って思ったよ。

LIGHTHOUSEで、本当の誠実さを知った。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
みやさんとてらちゃんのくだらんラジオ第8回、よかったら聞いてください。

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てらさかゆう
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