ゆたぽんくんが中学校行かないことに対する世論は全員間違えている
ゆたぽんくんが中学校へ行かないぞ!と炎上マーケティングしてるけど、世論は全員間違えている。
☆☆☆
沖縄の子供が中学へ行こうが行くまいが個人的にはどうでもいい。
果てしなくどうでもいい。
しかし世論は常に間違えている。国民全員で間違えている。
私の意見はー!私の息子はー!
とか、またマクロのミクロ化をやっててうわーって思ってる。
ゆたぽんくんは親父がユーチューバーで金稼ぐために、小学校の高学年からずっと小学校へ行ってなかった。
もう手遅れ。
が個人的な見解です。もう無理。
みなさんはなぜ東大生と私たちの脳に差異があると思いますか。
なぜ、東大生が1冊の本を読むのに2-3時間しかかからないのに、私たちは1冊の本を読破するのに、10時間もまたはそれ以上も、時間を掛けなければならないのでしょうか。
読書スピードに違いがあるのはなぜでしょうか。
また、この差異が一生涯治らないのは(つまり努力じゃどうにもならない)のは、なぜなのでしょうか。
ちゃんと脳科学の論文を読んでいますか?
読書スピード、つまり脳の情報処理能力は、おでこの奥にある脳のなかのもっとも高性能な脳で行われています。
そう前頭前野です。
前頭前野のタスクは計算処理能力、読書スピード、そして制御機構です。
よく言う「キレ者」とはこの前頭前野の性能が高い人のことです。
同じ人間の人生においても読書量または思考スピードで圧倒的に差が付けられ
努力ではどうにもならない格差を生んでしまうのが前頭前野なのです。
同じ勉強時間でも、ある子どもは5冊の練習問題を解き、3冊の参考書を読み終わせるのに、ある子供は1冊の練習問題も解けず、やっと1冊の参考書を読破するに留まる。
それは前頭前野の性能の差であり、一生涯覆せない知的格差を生んでいるのです。
で、前頭前野はいつ頃成長するのか?
一生でたった2回しか成長しません。
おでこの奥にあるこの脳オブ脳を活性化させ面積を広げるには、0歳から3歳までと10歳前後の2度しかないのです。
小学校高学年の5年生とか6年生で合格しようがしまいが、中学受験するのが脳科学的に死ぬほどお得とはこれのことです。
で、彼、小学校高学年で勉強しなかったんでしょ。
父親が作った動画でゴキ◯リとか食ってるけど(親父はクソやな)、その時期に脳を活性化させなかったんでしょ。
もう無理。手遅れ。
読書スピード、理解力、計算能力、思考力すべて今回の人生ではもう発達しません。人生がクソゲーなのはこれ。
20歳過ぎて一生懸命生きるぞ!
って思っても、脳科学的にはもう手遅れなんです。遺伝と出目と周囲の人たちですべてが決まってしまう。
それが脳科学と教育経済学的に見た人間の人生です。まあ、脳科学の論文を読んだことのある、頭の良い親の元で生まれたかど
うかで、自分の脳のスペックはほぼ決まるので、本人には何ら過失はないです。
ネット民は私の意見はー!私の子供はー!
とか言ってるけど、統計学におけるランダム化比較試験のほうが超高精度で社会を浮き彫りにしているため、あんまり(というか全く)個人の意見は役に立たないのですが、日本人はなぜか科学論文を読まないため、仕方がないのです。
子供を半ば強制的に勉強させられる中学受験が如何にお得かという話です。
しかしもう無理です。手遅れ。中学生になってしまったのだから。
(おしまい)
関連エントリーも貼っておきます。こっちもタダです。
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社会科学の連続記事を貼っておきますので、読者様のお役に立てれば幸いです。
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