【小成卦と五行易】について
占い師の真(マコト)です。
いつも既読いただき、ありがとうございます。
易で占うにあたって基礎となる小成卦(しょうせいか)の説明と、それを元にして占う五行易がどのような占いなのかをお話しします。
易占【易(えき)について】
易占【注意事項と易で占えないこと】
この2つも合わせて読んでいただけるとより一層、易がどのような占いで、どうのようなお悩み・相談毎に向いているのかがわかると思います。
【小成卦(しょうせいか)とは】
一般的には八卦と言われるもので、乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤の8文字で構成される断易・五行易・周易を始めとする易占の基本的構造となります。
一節では、古代中国の神話にに出てくる女媧と伏羲が作ったとも言われています。
≪乾(けん)≫
天の卦
陽の属性で成り立っている卦
≪兌(だ)≫
沢の卦
陽の属性が2つ、陰の属性が1つでなりたっている卦
≪離(り)≫
火の卦
陽の属性が上下2つと、真ん中が陰の卦で成り立っている卦。
火の中心温度は低い事の顕しています。
≪震(しん)≫
雷の卦
陽の卦が一番下に1つ、陰の卦が上と真ん中の2つで成り立っている卦。
雷は地面に落ちる様子を顕しています。
≪巽(そん)≫
風の卦
陽の卦が上2つと陰の卦が1つでなりたっている卦。
風は上空の方が強く早く吹き流れていることを顕しています。
≪坎(かん)≫
水の卦
陽の卦が真ん中に1つと、陰の卦が上と下の2つからなる卦。
川も海も中心が流れが早いことを顕しています。
≪艮(こん)≫
山の卦
陽の卦が上に1つと、陰の卦が2つからなる卦。
山の尾根はどこまでも長く続いていることを顕しています。
≪坤(ごん)≫
地の卦
全て陰の卦で顕されている卦。
土は全てを貪欲に飲み込み、一度埋まってしまうと表に出てこれない様子を顕しています。
以上の自然現象を監察した8つの元素によって成り立っており、易という占いはこの小成卦を2つずつ組み合わせた64通りの形から構成されています。
韓国の国旗にも使われており、天・地・火・水を表しています。
国旗の意味については複雑な問題はがありますので、Wikipediaをご覧ください
【五行易とは】
五行易(ごぎょうえき)とは、失われつつある秘中の占いの断易(だんえき)という占いを学習するための基礎理論です。
小成卦の乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤の8文字の元素を2つ掛け合わせてた64の組み合わせを土台に、それに十干十二支と通変星と言う属性をつけて良い作用をするモノ、悪い作用をするモノのバランスから相談毎・悩み事の吉凶を判断する占いとなります。
また、時折隠れたる事情を教えてくる場合があります。
例えば・・・
「『今』旦那さん・彼氏に浮気相手がいる。」
という隠せば隠すほど表に出てくる啓示を頂けるのが五行易と断易という占いです。
NEXT『大成六十四卦』
次回は、大成六十四卦についてです。
楽しみにお待ちください。
昨今、占い業界は独自の解釈で枝分かれしていった占いが乱立しており、戦国時代と言われています。
そのため「私の相談・悩み事はどこの占いに行けばいいの?」
という診察迷子ならぬ占い迷子状態です。
タロット、九星気学、手相(透視・祈祷は除外)など様々な占いがありますが、お悩みに合わせた占いで鑑定を行わないと殆ど効果がありません。
このnoteでは私が行っている占い四柱推命・五行易・ダウジング(ペンデュラム)を中心に解説し、占い迷子問題を解決したく思い書いています。
最後まで既読ありがとうございました。
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