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Lv.21 究極の軟投現る

プロ野球熱が到来

小さい頃は、野球中継が好きではなく、大好きなドリフの敵としての認識

それが、このゲームを境に実際のプロ野球も好きになり、野球中継からの翌朝の新聞チェックという親父化に成功した

ゲーム内では10球団、架空の球団が1チームあるので9球団...パ・リーグが球団編成の関係で統合されている(後の歴史を先取りしていてびっくり)

僕はRチームを率いて優勝を目指す

エースの やまだ は下手投げで速球派

だけど監督の指示は違う

「スローボールで勝負しろ」

何を考えているのだろうか...いくら相手のLチームの監督が初心者だとしても、スローボール一本では打ち込まれてしまう

「大丈夫だ、バックを信じろ」

その言葉を信じてマウントに立つ

ハンデという意味合いもあったのだろうか、ただの棒玉ともいえるスローボールを早打ちするも、芯に当てられず内野ゴロの山を築く

打っては打線が爆発し、三連続ホームランを含む8得点を初回に叩き出しワザとアウトになる

相手監督は、やはり不馴れなのか苛立ちが隠し切れない

打ってくれ...と投げるスローボールが逆に撃ちにくい

5回にヒットで出塁されるも、ダブルプレイでチャンスが潰える

流石に7回まで来ると疲れが出る

落ちないフォーク、超スローボールを投げ込むが外野に飛ばない...球質が重いのか

終わってみれば、9回コールド、4安打完封

「今日のヒーローは やまだ 投手です、ナイスピッチング」

「.........」

監督の指示通り、ただ投げただけ

完封したが、達成感は無かった

接待プレイは難しい


Lv.21 ファミリースタジアム

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