地獄の始まり。
吃音を認識したのは。
私自身吃りがあると認識したのは小学3年生の頃で、初めは両親に「喋り方を真似されたり、笑われたりしない?」でした。
最初はなんのことか分からなかったのですが、国語の授業などの朗読会で皆んなが笑っていたのを思い出しました。
働くと言う恐怖心の芽生え
高校生になってバイトをするわけだが、何故か1番苦手である「話す」ことがメインのコンビニで働く。
理由を言うのなら自宅から近かったからである。
働き始めてからの日常は地獄そのもので、言葉が全然出てこないので店長やマネージャーに常に怒られ、お客さんに笑わせ大声で馬鹿にされる始末。
終いには同僚であり学校の先輩の片思いの人にも笑われてしまいました。
そして「逃げる」と言う選択肢を選ばぬまま2年が経ち、卒業してからの進路に悩む。
コンビニと言う社会の縮図
コンビニで涙を流しながら小さな社会を経験した私だが、この2年間で知ったのは残酷なことに「絶望」だけでした。
完全に就職すると言うことに恐怖を覚えてしまった私は、大学受験と言う逃げ道を選ぶ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?