力が欲しいか
ほぼ二週間ぶりに職場に行った。
ひたすら休業中に入荷していた本を仕分け、棚に並べる作業をしに行ったのだが、帰る時はもうヘトヘトだった。腰が肩が腕が足が悲鳴をあげていた。二週間、家でのんびりしていたツケである。
おかしい。そうならない為に毎日リングフィットとフィットボクシングをしていたのに。いやいや、そんなもので代用できるものではなかった。書店員の仕事はとにかく全身運動で構成されている。特に理工書医学書は重い。とてもいい負荷である。一日で体重を二キロ減らすくらいには。
ところでヘトヘトってどこからきた言葉なんだろうとググったら面白い記事を見つけた。
語感的に「へとへと」だろうと思ってたら、そうらしい。個人的に、「へとへと」より「ヘトヘト」の方がぐったり感が強い気がするのはトボトボ帰る人のように見えるからだろうか。
そんなトボトボもオノマトペ。トボトボだと寂しいので帰りにテイクアウトで焼き鳥を買う。左手には缶チューハイ。営業再開された時のための活力を得て、減った体重はあっさり一晩で元に戻ったのである。
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