この医学書・看護書がすごい!2021【へるす出版】
へるす出版さんといえば救急医学!
昨年もそう紹介しました。救急医学に長けている出版社という意味合いだったんですが、今年は別の意味合いも含んでいます。
そう!毎月刊行されている『救急医学』という雑誌です。その2021年11月号がすごかったんです!
『あつまれどうしょくぶつの毒』
こちらがSNSでバズりました。
表紙が赤一色になってから『救急医学』のデザインは毎月秀逸だったんですが、これ最高ですね。あつ森ならぬあつ毒。これからも、どんな表紙デザインがくるか楽しみです。
さて、へるす出版営業担当のイチオシはこちら!
『改訂第6版 外傷初期診療ガイドラインJATEC』
担当者からの推しポイントとしては、
十年くらい前は解説動画といえば本にDVDが同梱されていたりしたものですが、便利な世の中になりました。QRコードで見れる!
文字だけだと理解しづらいことは多々あります。技法などは特にです。動画だとすんなり頭に入りやすい。それがなんと79本も!
イラストや写真も見やすくリニューアルされてました。外傷の初期診療に関わる方はぜひ手元においておきたい一冊です。
そして売り場担当のイチオシはこちらです!
『あのね、ほんとうはね
言葉の向こうの子どもの気持ち』
月刊誌『小児看護』で連載された「あかはなそえじの子どもエナジーステーション〜院内学級にあふれる言葉〜」が待望の書籍化です!
『院内学級ってどんなところ?』
『心の声をきくにはどうするの?』
『きょうだい・家族も支えるにはどうするの?』
『傷つきのある子どもへのかかわり方は?
という四章仕立てのこちらの本、とりあげられている子どもたちのことばを見るだけで、心がきゅっとなります。でも、子どもたちが訴えたいのは声に出ていることばだけではなく、その裏や奥底にひそむもの。
子どもが口にすることばだけが全てではないのです。
この本は医療従事者だけではなく、子どもと関わる先生、子育てをする親御さん、ご家族の方にも読んで欲しい一冊です。
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