この医学書・看護書がすごい!2021【シービーアール】
シービーアールさんといえば、『トップジャーナルから学ぶ総合診療アップデート 西伊豆特講』という分厚くて電話帳みたいなすごい本を出している出版社です、と打ち込もうとして、気づきました。
電話帳って、もう言わないですよね。ハローページとかタウンページですし、昔ほど厚くもありません。ということで、若い人には通じない比喩でした。そもそも、ハローページの存在自体、認識してるかどうかも怪しいところです(※ハローページは2021年10月以降に発行・配布する最終版をもって終了とのことです)。
それはさておき、シービーアール編集担当のイチオシはこちらです!
『話すことあり、聞くことあり—研修医当直御法度外伝』
まずは、編集担当の方からの推薦文をどうぞ。
もうこれで栄養ドリンクの本とインプットされてしまいましたが、タイトルになっている『話すことあり、聞くことあり』。
この言葉を念頭において、どうぞ読み進めてください。
患者さんとの感動秘話、研修医への教えなど、寺澤先生の実体験に基づく教訓がぎゅっと60エピソード詰められたこの本、編集担当の方が言うように心が温まる一冊です。
そして売り場担当のイチオシはこちら!
『恥をかかない5年目までのコンサルト―この一冊、10年使えます!』
『泣くな研修医』シリーズ(幻冬舎)でご存知の方も多いのではないでしょうか。中山先生がおくるコンサルト本、堂々の登場です!
ずっと医書はやらないと決めていたそうですが、研修医を指導する中でコンサルト本の必要性を感じ、こちらの本が生まれました。
中山先生の読みやすくわかりやすい文章で、コンサルの基本から症例別の実践コンサルトを詳しく丁寧に紹介。コラムでは最低のコンサルトと最高のコンサルトを取り上げています。タイトルにもあるように、これで恥をかくことはありません!
コンサルトに苦手意識をもつ、若手の医師にぜひ読んで欲しい一冊です!
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