3. 恋愛サーキュレーション
恋愛サーキュレーションという歌がある。この歌は2009年くらいか、おおよそ10年前にとあるアニメに登場した歌なのだが、筆者は今頃になってようやくまともに聴き始めた。
聴いてみた感想だが、なんとなく惹かれるように感じた。声が非常に透明なのである。当時はとても人気のあった歌であり、ネットでもちらほらと見かける姿があったのだが、筆者は「なんか知らないけど流行っているんだなぁ」くらいにしか思ってなかった。それを今しっかりと聴くことによってやっと「この歌が人気な理由はここにあったのかな?」と思った訳である。
透明感のある声というのはとても人気があるようだ。例えば今で言うとラジオ「ホメラニアン」のパーソナリティーを務める関口舞さんがいる。筆者は暇な時、単純作業をしている時はラジオを聴いているのでよく関口さんの声を聞くことになるのだが、関口さんの声は視聴者の方からとても人気のあるようだ(筆者も、関口さんの声は好きである)。
しかし、透明感のある声というのはどうして人気なのだろう?透明感のある声ではないが、別な人気のある声に癒し系ボイスなんてのが存在する。癒し系ボイスというのは、これまたラジオ「スカイロケットカンパニー」の秘書を務める浜崎美保さんがそうだろう。浜崎さんの声は関口さんとはまた違った声質であり、浜崎さんの声はどこか落ち着いているような感じだ。
声について語ったが、実を言うと筆者は女性の声が好きらしい。らしい、というのはあまり自覚がないものなんとなくそのような傾向が客観的に見えているからだ。
小学校1年生くらいだっただろうか、筆者はその時からクラスの女の子のことが好きになり始め、好きになる女の子がだいたい高い声(ソプラノくらいか?)の子に偏っていた。それが中学くらいまで続き、高校生くらいになって声が低い女の子のことも好きになり始めた覚えがある。別に声だけでその人のことを決めているわけではないが、声が高い人を見るとやはりどこか惹かれてしまうようだ。
そういえば筆者の声は、というと筆者の声は中よりやや上のアルトくらい。アーティストで言うとELTの持田香織さんや浜崎あゆみ、倉木麻衣、いきものがかりの吉岡聖恵さん、声質こそ違うがドリカムの吉田美和さんやアニポケのサトシ役である松本梨香さんが歌う歌くらいだろうか?なぜか女性寄りの声になっている(西野カナ、きゃりーぱみゅぱみゅレベルではない)。おかげでスピッツだとかback number、Mr.ChildrenだとかスキマスイッチにBUMP OF CHICKEN、amazarashiと槇原敬之、シド、ポルノグラフィティ、米津玄師、星野源など男性が歌う歌が歌いたくても声が出ないのだが、、、。
小学生くらいだったら高い声は得意な方だった。しかし声変わりによって歌えなくなってしまったから、高い声の人に惹かれてしまうのだろうか。いずれにせよ人の出す声というのは素晴らしく価値のあるもののようだ。声は大事にしたいものである。
声を大事にするにはどうしたらいいか。それはカラオケでは無理に数時間も連続で歌わないことや日頃から風邪予防をしておくことが挙げられる。筆者はヒトカラをすることがあるのだが、3時間辺りもするとやはり喉が掠れてしまう。そしてしばらく声が出ない。喉のケアについては食べるものを意識すると良いだろう。筆者のオススメは玉ねぎだ。みじん切りにし、生で食べなければ効果は得られない。
声を大事にしないとどうなるのか。聞いたところの話によれば、ポリープと言って手術をすることになるらしい。そして、多くのアーティストはポリープを経験しているようだ。まるでアスリートのように限界まで自身の身体を壊そうとするその次元は感服させられる。筆者としては声があるからこそ歌が歌えるのだから、、、と思わずにはいられない。こんなところに人の魂と呼べるものが宿るのだろうか。