Jリーグと日本酒 〜沼津編〜
Jリーグ。日本のプロサッカーリーグ。
現在はカテゴリが3部まであり、2023年現在はJ1・J2・J3すべてのカテゴリを合わせ60クラブが参入しています。
Jクラブは41都道府県(R5年現在)にあり、ほぼほぼすべての県にJクラブがある程です。
カテゴリは違えど、Jクラブを応援するサポーターさんはシーズン中、全国を毎週のように駆け巡り応援していることでしょう。
そこで、遠征先にある酒蔵、おすすめしたい日本酒をご紹介できればなと思い書き始めました…
以前連載していた日本酒とJリーグを元にアップデートして書き直しています。(以前の記事は非公開となっています。)
■アスルクラロ沼津
アスルクラロ沼津は静岡県沼津市をホームタウンとするクラブです。
J加入は2017年と比較的新しく参入したクラブになります。
アスルクラロ沼津はゴン中山こと日本サッカー界のレジェンド中山雅史さんが現役時代最後に所属していたことでも有名で、そのゴンさんは現在はアスルクラロ沼津の監督をしています。さらにマイアミの奇跡の立役者、伊東輝悦選手も現役で所属しており、2023シーズンからはヘッドコーチに鈴木秀人氏が就任しゴンさんの補佐をしていて、夏からは元日本代表の川又堅碁選手も所属となり元代表経験者が4名もいる若手に刺激があるクラブとなっています。
そんな沼津にある日本酒蔵は1蔵です。
◾️高嶋酒造
高嶋酒造の代表銘柄は白隠正宗。
白隠正宗の名前を聞いたことある人はまぁまぁいるのではないでしょうか?
静岡県内で最も若い蔵元さんで、いろいろなメディアでも取り上げられるほど(日本酒関連の雑誌だけでなく本人役で漫画にも登場!)の方でもあります。お酒造りの傍ら、DJとしても活動しているようです。
ただ、それだけで知られているわけではなく、高嶋酒造さんが醸すお酒ももちろん絶品!
白隠正宗は2016年にANAの国際線ビジネスクラスと、国内線プレミアムクラスの機内食に採用されました。採用されたのは白隠正宗 富士誉 純米酒ですね。この実績もあり近年では知名度が地元だけではなくジワジワと全国へ拡大され美味しさが知れ渡ってきています。
高嶋酒造さんは醸造アルコールの添加の普通酒・本醸造・特別本醸造・吟醸・大吟醸造りを辞め、純米酒(純米大吟醸含む)のみを造っている蔵になります。純米酒好きの方には是非おすすめしたいです。
ちなみに私も純米酒が一番好きです。
■今はなき酒蔵…
今は白隠正宗の高嶋酒造さんだけしか沼津にはないのですが…実は2009年頃までは「渡辺酒造」さんが沼津市松長にありました。
白隠正宗の高嶋酒造さんと同じく旧東海道に面した場所にあり、松長という場所は高嶋酒造さんがある原とも近いところでしたね。
片浜駅のすぐにあった蔵で現在その土地はクスリのアオキというドラッグストアになっています。
渡辺酒造さんの代表銘柄は「田子乃富士」「伊豆海」「牧水」。
牧水というお酒の名前にもなっているのは沼津の自然を気に入り家族で移住をした戦前の歌人、若山牧水から取られています。
この若山牧水は大変な酒豪で1日に一升を飲むほど、その牧水が愛飲していた酒造がこの渡辺酒造さんだという話です。
牧水が愛した今はなき渡辺酒造さんのお酒。ぜひ飲んでみたかったですね。
■情報
■終わりに
久しぶりに書き始めたJリーグと日本酒。
Jクラブは60クラブとなり更に2023シーズンからJ3もJFLへの降格があり得るという気が抜けないリーグとなりました。
この「Jリーグと日本酒」も気を抜いているとすぐに新しいクラブが来て書くのが大変になるかも?なんて思っています。
とりあえず再開一回目の「Jリーグと日本酒」は私が応援しているアスルクラロ沼津の本拠地沼津からの紹介となりました。
次回はどのクラブにするか考えていませんが頑張って更新したいなと思っています。
いつも通り話がまとまっていませんがこれで終わります。
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