自己分析のすゝめ

このnoteは基本的に就活生に向けて発信かつ現在の自分の行動や思考を書き留めておくためのものです。

今回は私が就活の際に実践した方法をご紹介。一部の方にとっては非常にありきたりかもしれませんが。自己分析に正解などありませんが、つかみとして利用してみてください。


ステップは4段階です。以下

①自分史の作成 ②意思決定などから価値感、モチベなどを考察     ③項目別に箇条書き ④面接戦略作成


①自分史作成

まずはここからスタート。幼少期から徹底的に自分史を作ります。筆者は幼稚園児の頃から思い出してやっていました。とにかく出来事を書きまくります。志望企業に合わせるのではなくフラットな気持ちで書きます。フラットな気持ちが大切な理由があります。面接では様々な角度から価値観やモチベーションを問われ、それに応えるために必要な面接での引き出しが増えるからです。企業に合わせて自己分析をやるとテンプレのように仕上がり、面白みのない面接になってしまいます。良いことも悪いことも全部書きましょう。人生で立ち止まり自分と冷静に向き合う機会にもなります。ちなみに自己分析は一生続けていくと思います。


②意思決定などから価値観、モチベを考察

①が完成したらそこにどんな感情や価値観があったのか考えましょう。例えば、「部活を始めた」という出来事に関して「なぜやったのか」「何がたのしかったのか」を赤字で書き加えます。「団体競技で結果を共有するのがたのしかった」「練習した成果が数字となって表れるのがおもしろかった」など出てくると思います。人は基本的に同じモチベーション、価値観で行動しています。その繰り返しです。人生のモチベーションが「モテたい」でもいいと思います。頑張れる源は人によりけりだし、何でも構いません。なので部活三昧の学生生活を送ってきた人が国際的に働きたい、国の発展のために働きたいと言っても説得力がないのです。部活三昧の学生生活を否定はしません。むしろ私は嫌いではありまんし、自分もそうでした。ここで重要なのは、自分の人生の一貫性を見つけ、就活でも貫くことです。これができれば、部活しかやってなかったことなんて関係なくなります。私の場合は「周囲と協力して、あるいは巻き込んで目標に取り組む、結果を出すこと」が大きなモチベーションでした。故に総合商社の面接でグローバルとか途上国という言葉は一度も述べることなく内定をもらいました。

モチベーションや価値観が大切なのには理由があると思っています。それは「頑張る源=エネルギー」だからです。もっと言うと、企業、特に日系企業は人材を一から育てていくため、ある程度頑張れる人であってほしいのです。苦しいことやうまくいかないことも社会にはたくさんあって、そのたびに退職されたらたまりません。そんな時、この人はどのように乗り越えるのか、もしくは仕事をある程度はモチベーション高く取り組めるのか、そんなことを見ているように感じました。だから就活では価値観やモチベーション(自分の人生に一貫したもの)を大切にしてください。


③項目別に箇条書き

②で赤字で書いた価値観やモチベーション、性格、強み弱みなどを箇条書きにしていきます。「頑張れたこと」「頑張れなかったこと」「楽しかったこと」「苦しかったこと」「強み」「弱み」など対で考えると良いと思います。


④面接戦略作成

③までで材料は揃いました。あとはこれを面接でどのように伝えるかです。同じ出来事、話でも伝え方によっては100にもなるし50にもなります。どう伝えたら100になるか考え抜きましょう。自己分析で見つけた材料をどのように料理するかは自分次第です。強みを伝えるときにもエピソードAとBどちらがいいのか。




今回は自己分析の方法をご紹介してみました。文章化はあまり得意ではないので100お伝えできていないかもしれません。気になることがあれば気軽にコンタクトしてください。ちなみに筆者は5万字くらい自己分析しました。無駄もあったけど十分に必要な時間だったし、就活で武器になりました。

これからも少しずつ就活ネタを発信していきます。

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