総合商社内定までの道のり(勝ち方)
タイトルにもあるように今回は総合商社内定までにやるべきこと、勝ち筋をご紹介します。というのも就職活動は受験と違い、点数が見えない、具体的に何をやればいいのかわからない、そういった難しさがあります。受験であれば、そこに答えはあり、攻略法もあり、塾講師など情報までも入手できるような環境が整っている、要はある程度勝ち方は確立されているように思います。ただ、就活はやりかたに答えはないし、必勝法というものはあまり見えていないように思います。就職活動を終えて、内定者の時から数多くの商社志望の学生にアドバイスしてきたのですが、ある程度勝ち方が見えてきました。いくつかご紹介します。
紹介するのは下記です。
・SPIなどの突破方法
・自己分析の仕方(志望動機までの結び付け方)
・OB訪問戦法
・総合商社志望就活生の就活全体の進め方
SPIなどの突破方法
勉強できる人はこんなもの見るまでもなくシンプルに勉強するもしくは勉強しなくとも自頭で突破できる人もいるかと思います。そういった方々はそれが正攻法ですのでここは飛ばして「自己分析の仕方」から読んでください。そもそも総合商社ではSPIかGABと言われる必死試験があり全て会場受験です。私が就活をしていた20卒就活では三菱商事、伊藤忠商事、丸紅、双日、豊田通商がSPI、三井物産、住友商事がGABでした。21卒からコロナでネット受験になっている企業もあるようです。総合商社の筆記試験は割とボーダーが高めてと言われています。当時周囲を見ていて難易度の印象は、伊藤忠>三菱≧住商>丸紅>三井でした。実際にどういった方法でふるいにかけられているか不明ですが、他企業と比べて面接にたどり着くだけでもハードルが高いのです。ただ筆者も中学受験したこともなく自頭が良いという自負は全くなかったので以下の方法で乗り切りました。(テキストでの勉強も当然しましたが。)
・回答を集めまくる
私は知り合いと協力してSPI会場試験で出題された問題を受験することにメモっておきWordに書き溜めていました。知り合いと協力してかなりの問題数を確保して、それをベースに勉強していました。暗記に近い作業です。でるかどうかわからない問題を練習するより実際に出題された問題を練習するほうが効率的だと思います。
・何回も受験する
私は10回以上は会場受験しました。その中で納得のいく手ごたえのものを用意して総合商社に使いまわすという戦法です。いきなり本命企業用に受験して万が一納得いかない手ごたえだった場合後悔が残ります。SPIは一度受験すれば直近のテスト結果を使いまわすことができるのです。下記SPIが受験できた企業になります。
キーエンス/パナソニック/コマツ/三井不動産/あいおいニッセイ同和/メタルワン/岩谷産業/伊藤忠丸紅鉄鋼/兼松/中外製薬/武田薬品工業/野村総合研究所/ゴールマンサックス/ANA等
上記を繰り返して十分な準備をしていただきたいと思います。
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