アンボックス7話。鮮烈すぎる。※ネタバレあり※
今日0時配信になった、ハコヅメ!別章 アンボックス第7話。
今日0時に購入後、娘に奪われて娘が読んでいる間に寝てしまい、なんとなく目が覚めた午前2時に読みました。
3時まで繰り返し読み続けてしまいました。
重い。重いよ。でも、見届けなければならぬ・・・。
警察という仕事をしている彼らの幸せばかり願ってしまうよ・・・。
本気で今回は、簡単に感想書いたらいかんなあと、かなりの回数読んで、やっと消化して書こうと思いました。
今日が休みでよかった。
以下、ネタバレありです。
※以下ネタバレあり※
とは、書いたものの、鮮烈すぎて、ネタバレするのが嫌です。
これから読む人には、この鮮烈な衝撃を漫画で味わえるということに震えて欲しい。私は震えた。
詳しい中身には触れず、思ったことをつらつらと。
藤部長がやつれているのは珍しい。でも、源山田ペアへの信頼はゆるぎない相変わらずの芯の強さ。
藤部長のにらむ先に報道・五十嵐。
五十嵐さんもデスクも忘れていますが、「声を出せない人」は捜査中の警察官もそうなのですよね。
前話で、デスクが無罪になった被疑者の話に触れますが、マスコミは「声を出せない人」に寄り添っているっていうのは、嘘だと思います。
無罪になった被疑者は?別人のDNAが付着していることを知りながら、なぜ、検察が起訴に踏み切ったのか。
警察も検察も、当事者も無視して、でかい声出して「聞こえないなあ」って言ってる感じ。
市民の適当に責める声。
「不法投棄」を訴えてきたお母さん。そちらの警官の方、小学校から下校中の子を警護している状況を押しのけてでも、被疑者の捕まった事件で「子供がころされるかも!」と叫んじゃうの?第三者的視線で読んでるから、おい!と思うけど、警察官の方は日々こんな言葉をぶつけられているのですか。
そして、カナ。
岩元さんが、実はカナが「滝さん」の一家だと知っていたこと、マコが辛い目に遭わせた中に滝一家が含まれていること。
岩元さんに滝一家に連なるものと黙っていながら、とても慕っている。
でも。岩元さんも「強くて正しい人たち」の一人だと知ってしまったのかもしれないのかなあ。
そして・・・
いいバカ(山田)による「馬鹿!」三連発。
そこからの空白の恐らく14時間からの普段の朝の始まり、わしゃわしゃ、「山田と一緒にご飯を食べる」「死ぬなよ」「・・・あれ?」
最後の「・・・あれ?」で、私はもう、カナがあんなことしないだろうと確信を持ってしまいました。
アンボックス第1話でカナの重みのある盾を預かって走ったように、山田は、カナが今抱えている重さもひょいっと取り上げて、一緒にこの事件のゴールへと向かうのだろうと願います。
西川係長もふくめて誰一人かけることなく、日常回に戻ってほしいと祈ってしまいます。
副署長が足りないので、署長のお誕生会の話と、雲上人の啓示を読んできました。笑える自信がなかったけど、ものすごく笑った。
それと。コミックDAYSのサムネ、ありゃいかんでしょ。サムネ見る方じゃなくてよかった。