「自己犠牲」だけでは介護職員は長続きしない
汚れている場所が気になる・・・「私がやれば良いか・・・」
トイレが汚い、シーツが汚れている、車椅子の座面の四隅にご飯粒が、テーブルのしたが米粒でコーティングされてガサガサしている。
早く介助終わらせて掃除をしないと。あれもこれも、仕事は山積み。
夜勤明けの職員が放置した洗濯物を、なぜ自分が残業して(サービス残業?)やらなければいけないんだ。
もう嫌だ。何故自分ばかり、面倒な仕事。
他人に感謝されないような地味な仕事をいなきゃいけないんだ。
こんな施設やめてやる。
何も解決してくれない上司しかいない無能は施設は辞めてやる。
食事、入浴、排泄、レク、記録。の時間はある程度も設けられているけれど、掃除の時間を設けなければならない。
食事介助のあとに掃除をする。排泄介助のあとに、汚物室を掃除する。
そんなことは、出来ない。次の仕事が待っているから。
ならば、掃除の時間を組み込む。そんな時間はないからと諦めずに週2日でも良いので。
そうでないと、「気付ける、良い職員が疲弊し退職」「楽をする職員が増殖」。
またその楽をする職員のグループの中で、楽をする職員がでてくる。
そして、排泄介助の時間を減らす。体位変換をする回数を減らす。
そして楽をすることができなくなった職員は次の職場へと移る。
残った入居者は?施設長のせい?法人のせい?誰かのせいにして問題解決できるのであれば苦労はしない。
介護って自己犠牲が必要なの?
自己犠牲だけではなく、
チームとして貢献できる考え方を研修でとりいれることが必要。
貢献したい、チームをつくることが施設長として一番重要な気がする。
何も考えてない上司は少ないが、実行、行動できる上司は少ない。話を聞くだけでは駄目。
仕事なんだから少しでも何かを変えてくれないと。辞める。無能な人にはついて行けない。
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