少しずつのあったかい気持ち。
朝、出かけるときにガソリンスタンドに寄った。
先日に、スタンドの前で氷の上に乗り上げしまい、車のお腹がつかえどうにも動かなくなってしまった車を、スコップで助けてくれたお兄さんがスタンドにいた。改めてお礼を言いにいったら、お兄さんは普段見せないような笑顔でクシャっと笑った。
普段に付けているコンタクトレンズを外したときにかける眼鏡を、新しくしようとめがね屋さんに立ち寄った。
対応してくれたお姉さんは、つねに笑顔で説明もわかりやすく、最後まで気持ちよく買い物をすることができた。
接客のプロって彼女のような人のことを言うんだと思う。彼女はきっと性格もよく、誰からも好かれるタイプに違いない。
帰り道、道路脇には雪山が高く積み上がり車線が1つ減っていて、右折しないと家に帰れないけど、対向車線の車の列がとぎれない。
自分の後ろにも自然と車が列になる。
気持ちがとてもあせった。
でも、その時にカチッとヘッドライトを光らせて、「お先にどうぞ!」と譲ってくれた対向車線の車がいた。
少しずつ積み上がるあたたかい気持ち。
次はわたしが誰かに届ける番だ。
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