読んだ本#25

・思い出せない思い出たちが僕らを家族にしてくれる

・万事快調

・砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

・なんちゃってホットサンド
「ひのはらセット」「修学旅行」「黒島観光」「再び、資生堂パーラーへ」が好き。

・きれぎれのダイアリー
母親から送られてきた実家の犬や鯉のぼりの写真を眺める。親は深い。どんなに信頼を寄せる相手でも入ってはいけない所があり、その境界線が自然と分かる。やさしさはあきらめでもあって、このさびしさは当然なのだと年々実感する。そんな中でも親はどこまでも、不躾にも、深く知り合うことを許してくれる唯一の存在で、奇跡に近い。恩返しがしたい。お金でだって、面白いことでだって。あと、安心させたい。もし、誰かのために、なんてことが本当にできるとしたら、両親へのこの願いを叶えるくらいかもしれない。(p.104「大丈夫という鈴を鳴らしながら、誰かのために、という森を行く。」)

「まっすぐ生きる」「普通に夢中」「ありがとうソングのふるさと」「絶対に完璧に楽しい瞬間」「なぜ引っ越しの手伝いに呼ばれないのか」も良かった。

・どうして男(あいつら)は恋人より男友達(ホモソーシャル)を優先しがちなのか

・ペーパー・リリイ

最近は少し小説が多めになっている気配。ヒリヒリするものや読後にシュッと音が鳴るような風が吹き抜ける感覚をくれる小説が好きだ。

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