正社員になるか、契約社員のままかか?1年間悩んで決めたキャリア選択
毎年この時期になると上司との面談が行われます。
「キャリアについてどう考えていますか?」
昨年の面談でこう聞かれました。
私は今契約社員。今の職場は正社員登用の可能性があります。
突然想定してなかった質問をされ、私は答えに詰まってしまいました。
むしろ、頭が真っ白になったことで、言い訳じみた言葉を並べ、自信がないです…とまで言ってしまったのです。
その後、ちゃんと考えていなかったことを猛反省。
その時自分の意見をしっかり述べていれば、正社員へ推薦してもらえたかもしれません。今から思うともったいないことをしました。
この上司からの質問がきっかけで、私は1年間自分のキャリアについて向き合ってきました。
そして、ようやく正社員への道を選ぼうと決意したのです。
ずっと契約社員だった
私は現在、契約社員として働いています。
新卒で入った会社でも正社員登用を目指していましたが、結婚のため退職。同期は正社員になっています。
その後も家庭と仕事のバランスを取るため、私はずっと契約や臨時社員で過ごしてきました。
保育園や小学校、習い事など、働きながら子どもの事をこなすためには自分に余白がないとできません。
やるしかないのでなんとかやれても、余裕がないと子どもに当たったり、不機嫌になることは自分でも分かっていました。
しかし、同じフルタイム勤務なのに契約社員という立場は、やはり不安定。
更新が保証されるわけではなく、次の契約がどうなるかという心配がつきまとう…
娘たちは来年中3と中1で自分のことは自分で考え行動できるようになっている…
(心の声)
「もしかして、ここから自分のキャリアのためにアクセルを踏んでいいのかも?」
契約から正社員になることへの不安
これまでは「今のままで十分」と思っていたけれど、どこかで私も責任ある仕事をしたい!と思っていたのかもしれません。
正社員になると、今よりも責任が増え、時間的な余裕が減ることは明らかです。
ワークライフバランスが崩れてしまうのではないかという恐れが、私の中で大きな壁となっていたのです。
そして、冒頭の自信がないです…発言でした。
1年間の葛藤と決意
「正社員になるべきか、現状を維持するか」
この選択に悩む日々が続き、本を読んだり家族と相談したりしながら、自分にとって最適な答えを見つけようとしました。
安定した収入、福利厚生、将来のキャリアパスが保証されるといったメリットはやはり魅力的です。
夫も「家庭の事は一緒にするし、挑戦してみたら?」と言ってくれます。
もうあとは自分の覚悟だけやん!
そして、私は正社員を目指すことに決めました。
理由の一つは、家庭だけでなく、私自身の将来に対する責任を果たしたいという思うこと。子どもたちが成長し、彼女達が自立する頃、私が自分のキャリアをどう築いてきたかを示したい。それに社会のために貢献したい。
今年の面談では「正社員になりたいです!」とはっきり言うつもりです。
キャリアの答えは一つではない
キャリアに「正解」はないのでしょう。
それぞれの人生の状況や価値観に応じて、選ぶ道は異なります。
今正社員の人も、管理職の人も皆悩みはあるはず。
私は1年間、悩んだ末に正社員への挑戦をきめました。だけど契約社員としての働き方が合っているかもしれないし、実力やタイミングによっては正社員になれないかもしれない。
しかし、目指すからには態度と成果で示す!
どんな選択をするにしても、自分が納得し、前向きに進んでいくことが大事ですよね。
キャリアは一度決めたら終わりではなく、常に変化し、成長し続けるものだから。
終わりに
ようやく一歩を踏み出す決意が固まりました。
これからも迷うことはあるだろうけれど、今は自分の選択に自信を持ち、進んでいきたいと思っています。
読者の皆さんも、キャリアについて悩んでいることがあれば、焦らずにじっくりと自分と向き合ってください。
その過程で見つかる答えは、きっとあなたにとって一番の選択になるはずです。
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