見出し画像

『🍷まとめ記事🍷』ロワールの自然派ドメーヌ5選part②

こんにちは。今回はロワールエリアの第二弾ですね‼︎自然派ワインラバーでロワール嫌いな人はいないというほどの超濃厚エリアです。伝説的な生産者から新規参入者まで幅広いワイナリーが渦めくグルグルワインの旅、いってみましょー‼︎


多種多様なワインスタイル、白ワイン編

さて、今回はロワールの白ワイン編です。ざっくりとしたエリアの概要は赤ワイン編の時と似てますので割愛します。
白ワインは甘口からスパークリングまでこれまた多種多様なワインスタイルがあります。全体的に冷涼な産地と言うこともあってきれいな山があり飲み飽きしないワインが多いかなと思います。

今回はロワールエリアおすすめ生産者白ワイン編を紹介したいと思います。

味わい

基本的に酸味はしっかりとしています。自然派ワインの生産者は1ヘクタールあたりの収量を極力少なくする方が多いです。ボジョレーやジュラよりも広大な土地が広がるロワールの利点かもしれません(他の地域でも基本的に良い生産者は収穫量が少ないです)。その凝縮したエキスから作られるワインはまるで蜂蜜みたいなトロリとした甘さを感じるものもあります。また河川流域なのでボルドーのソーテルヌのように条件が揃えば貴腐菌のついた葡萄から極甘口も作られます。

生産量
白ワインはフランスの生産量1位です。自然派ワイン醸造家に絞っても比較的手に入りやすいものが多いです。ワイナリーによっては共同経営などではじめワイン造りをされていて後に独立という形を取る方も珍しくないので、今はない伝説のドメーヌなんかもあります。〇〇さんを師事している方が作っているワイン、など生産者同士の繋がりも強く、気になった生産者を見つけたら芋づる式にドンドンと関連生産者がでてきます。個人的にこれが楽しみw。

代表品種
ソーヴィニョンブラン
シュナンブラン
シャルドネ
ミュスカデ(ムロンドブルゴーニュ)

気候

シャンパーニュに次ぐ冷涼な地域です。アルザスよりも涼しいとは意外ですね。西の海洋性気候から東の大陸性気候の気候に変化していきます。ソムリエ試験などでは大きく4つの地域にカテゴリー分けされます。

代表生産者(主観)
セバスチャンリフォー

今回紹介する生産者の中では一番手に入りやすいかも。バックヴィンテージのものもたまに入荷したりするので少し熟成されたものも入手可!貴腐菌のついた葡萄使うことでも有名。日本が好きな方で何度か日本にも来日されています。

●アレクサンドルヴァン

セバスチャンリフォーと同じくプイィ フュメやサンセールというエリアの名手。最近は買いぶどうでの醸造もされており色々なキュベがあります。この生産者のワインを飲んで自然派ワインにハマったという人もたくさんいます。完熟した葡萄からできる『ソーヴィニョンブランらしくない』ワインは一級品です。

● ラ・クーレ・ダンブロジア

個人的に全ナチュラルワイン生産者の中でもトップクラスの飲み心地です。ビンテージによって味わいも色調も結構違いますがどの年も個性的で美味しいです。『ロワール 赤ワイン編』でもご紹介したグリヨットに憧れてワイン造りを始めたそうです。2018年が最後のビンテージだそうなので今後さらに飲めなくなるかもですね。。

●マルクペノ

ロワール川下流域にはミュスカデ(ムロンドブルゴーニュ)の栽培エリアが広がっています。ミュスカデは味わいのインパクトが弱いという概念を覆してくれる生産者です。ミュスカデは安価なワインというイメージがある中で、収量を絞り、労力をかけドメーヌを継続させるというのは奇跡的なことだと思います。

●マルクアンジェリ

ニコラ・ジョリーらと共に世界にビオディナミの力を伝道した使徒の一人です。シュナンブランの名手で甘口も作られています。他の生産者と比べ少し値段は上がりますが安定感は抜群です。

いかがだったでしょうか?

ロワールはとにかく生産者が多く、また今日でも増え続けています。今回ご紹介できなかった生産者もたくさんいるのですが、なんとか絞りました。ロワールワイン専門ができてもおかしくないくらいのバラエティにとんだエリアです。
惜しくも紹介できなかった生産者はまたの機会に‼︎


いいなと思ったら応援しよう!