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🇫🇷“セクワサ?”2017ドメーヌ・ビュロンフォッス

“セクワサ?”2017
ドメーヌ・ビュロンフォッス 
ピノノワールの他プールサール、トゥルソー、プティベクラン、グロべクラン、アンファリネ、ガメイ、タンテュリエの葡萄。

最近飲んだ薄旨系の中で一番の当たりでした。もっと評価されてもいいと思う。ヴィンテージによって味の違いが大きいのかも,今飲むなら上級キュベの単一品種のものより断然こっちです。何年か前にテイスティングした時のワイルド感は開けたてはほぼ感じないです。梅っぽさは少しあるかも。ワイン名のごとく『なにこれ?!』ってほどの『ダシ感』あります。旨し。
↓以下インポーター様より↓

夫婦二人三脚!ピュアな果実味とエレガンスが共存するワイン達

気候がBourgogneに似ており、注目され続けているJura地方。
ドメーヌ・ビュロンフォッスは最初奥様、Peggyさん(1972年生)が1人で立ち上 げました。2000年にこの地に到着し、移住を決意。そして子供の為に自分達 が自ら生産した物だけで生活しようと決意したのです。4.40haに4種類のブドウ (プールサール、ピノノワール、シャルドネ、サヴァニャン)を植えはじめ、オヴェルノワ氏の協力も得て、2015年にはトゥルソーの苗木も植えました。
 品種それぞれ開花時期、実り収穫のタイミングが違う、そういう自然のリズム を感じる事の出来るブドウ畑と同じ敷地の中に牛を飼い、野菜を植え、自分 達の食べる物と共存します。畑の仕事は最低の事しかしません。ケミカルな物 は一切使用せず、有機でも余計な肥料を入れたり、畑を耕す事も最低限。収穫は全て手で行います。
今では100%ビオになりましたが、其れまでは紆余曲折色々ありました。最初 は100%ビオではなく、2005年から切り替え始め、2007年には完璧な状態に持って行きました。  醸造方法は至ってシンプルで、醸造機械は出来るだけ新しい物を選びますが、方法は至って昔の方法、どちらかと言うと感覚的・昔の先人の経 験的な作り方です。樽は228Lのブルゴーニュの古い樽に拘ります。最初はほんの少ししかワインを造りませんでした。そして少しずつ小さな家族だけで 出来る範囲の中で増やしていったのです。何とかワインで生活が出来る自信がついてきた時に夫のJean-Pascal(1970年生)も農業学校の先生を 辞め、自分達の畑1本に従事する事にしました。それまでは他のWineryでワイン造りに従事しておりましたが、2012年に決意したのです。彼は元々 Lyonという大きな都市で生まれ育ったので、Peggyさんと出会い人生を変えられたと言ってました。その言い方にも奥様への愛情や自然への尊敬の 念を感じます。
 Franceでも彼らのワインの人気は定着し、世界一美味しいと言われるレストランNomaでもオンリストされております。 (新井順子)

SE KWA SA? セクワサ?17

すべての黒ブドウ、ピノノワール、プールサール、トゥルソー、プティ ベクラン、グロべクラン、アンファリネ、ガメイ、タンテュリエを除梗し醸し後、デキュヴァージュしプレス、木樽でウイヤージュしながら 9 ヶ月熟成しました。淡いオレンジルビーの外観からシナモンやミ ントチョコの甘い香り、しっとりとしたテクスチャーに美しい酸が伴 う優しい味わいと馴染んだアフターが心地よいです。
標高250m。瓶詰め前:10mg/LのSO2。

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