９月１日

作詞：如月

両手広げ　雨に打たれ

夢がない　灰色で　夢のない世界で
愛がない　何を見て　何をして生きてる？
愛のない世界で

分からない　鈍色で　光なき世界で
何もない　何をして　何のために生きる？
価値のない頭で　意味のない体で

思い出させないで　幼い記憶
クレヨンで描いた未来が首を絞めるから

海の向こう　消える炎　闇の向こう　消える子供
夜の向こう　消える炎　空の向こう　今日も

　　― 人として生まれてきたことが罪なのか
　　― 生きていることが罰なら　救いは…

時は流れ　傷はやがて

　　― 不適合　生きてるだけでも辛いから
　　― 翼があれば　何処までも…

愛さない　愛せない　許さない　許せない
大嫌い　愛したい　大嫌い

　　― この世は地獄よりも地獄
　　― 胎児は皆　やがて罪人となる

思い出させないで　無邪気な希望
雪が土に混ざるように　汚れていく俺ら

海の向こう　消える炎　闇の向こう　消える子供
夜の向こう　消える炎　空の向こう　明日も

海の向こう　消える炎　闇の向こう　消える子供
夜の向こう　消える炎　空の向こう

それでも　ほら　手を伸ばして

誰かのせいにして　終わりを選ぶなら