誰にも望まれていないが電二 一次試験を振り返る
こんばんは、最後の追い込みがキツ過ぎて回復に一週間かかった俺です。
では早速振り返ります。
目標はこんな感じで建てました。
状況1:電3取得より5年以上経つ文系おじさん
状況2:つまりすっかり電気の計算を忘れている
状況3:転職先の査定項目に電二取得が入っている
状況4:2年で取得でもいいが年収に直結するので1年取得がベスト
状況1と3により、作戦としては1次試験全振りでいきました。2次は山を張ってほぼ奇跡で取る予定にして、とにかく1次を取らないと会社で信用が浅いうちに万が一にでも落とすと転職おじさんの立場が危険と考えたからです。
逆に物見雄山と言おうか、年少に入ったばかりの矢吹ジョーを見て「ふふふ、、また新入りが来やがったぜ」と嘲笑する力石の手下宜しく転職おじさんを試してやろうと様子を伺っている同僚達(ほんとはそんなことないですいい人たちです)が1次突破する俺を見て「おっこいつ案外本気なんだな」となること必至なんですね、たとえ2次落としても。
後述しますがもしあなたが文系おじさんの場合、1次は決して難しくないですが、片手間に受けると確実に落ちます。
というわけで11月~8月まで1次の事のみ考えました。
簡単に言うと
11月~4月 二種で新たに入ってくる数学と電気数学の基礎
4月~6月 理論
6月~7月 理論・機械
7月~8月 理論・機械・電力・法規
このような感じで理論に特化して徐々に物量を上げていく作戦をまとりした。これが通用するのは、理論以外の科目の計算問題を全て無視したからです。機械・電力の計算まで完璧にこなそうとすると、とても時間が足りません。ていうか過去問を分析した結果、更に試験を実際に受けた結果から言うと、理論以外の科目で計算問題を追う理由が全くなかったです。ハッキリ言って1次突破のみを考えるのなら、やるだけ時間の無駄です。
それで勝因は、理論を基礎から固めたことと、こういった取捨選択で間違えなかったことだと思います。
やるものは徹底的にやり、必要薄のものは徹底的に避ける。これをやれば文系のおじさんでも、つまり中高で数学を忌避してきた怠け者でも半年適当に詰め込めば1次取れます(60%正当でいいのだ)。
取捨選択についていえば、科目別に機械と電力をめちゃくちゃ軽視したのにはきちんと根拠がありました。現場に電二受験経験者が多く、「1次は理論以外 電3より簡単、ギリでも電3がとれたなら無勉でもトライ可能」という話を複数人からずっと聞いていたからです。
俺は実務経験は薄いんですが、職場でこういう環境を活かせたのは大きかったと思いました。早い段階でガツンと理論一択にギアを切り替えられたので。あとやっぱり、会社で勉強する時間をもらえたのは有難かったです本当に;;
ということで文系おじさんはまず現場に飛び込むのが近道と思います。諸先輩方と情報交換できれば、自分がどうやればいいのか見えてくるので。
あと理論で微積分が必須と思って敬遠している方も少なからずいる思いますが、例えば今年の理論で微積分がまったく分からなかったとしても合格点は取れたものと思います。ていうか今年の過渡現象ふざけ過ぎだろくらい簡単でちょっと数学に時間を突っ込み過ぎたことに若干後悔しました。まぁお陰で過渡現象で目標の5/5点とれたが。
ということで今から本番と言われる2次に向けて頑張ります。。。
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