魔法学校にもちゃんとビルメンがいるんだ!
お正月はハリー・ポッターを何作か見てました。シリーズ通して何回か見てるんですが、あれ? こいつビルメンじゃね? ておじさんが1人いますよね。
そうですフィルチのとっつぁんです。
このハゲ具合、ハゲのくせにロン毛が許される立場、どう見たってビルメン。
定年もとっくに超えてやたらと職歴だけ長いくせに魔法が1つも使えない、魔法使い家系なのに使えない。独身で猫飼い、無駄に顧客(生徒)に口うるさい、そのクセ普段何をやっているのかイマイチ誰にも分からない。もうビルメンの鏡ですね。メンオブビルンと言って過言でない。
それで魔法さえ使えないあのハゲたおっさんがなんで先生達と並んで学園にいることが許されているかってそれは、
電気主任技術者だから
ですね。フィルチは。多分2種です。特高の面倒が見られます。あの面構え、見るからに何もしていなさそうなのにビル(ホグワーツ)で偉そうにしている様子。間違いなく試験上がりの経験豊富な免除持ちです。
そして高齢であるがゆえに 薄給でも年金と合わせてなんとか食っていける生活のお陰で仕事をなかなか辞めてくれない。それで「そろそろ世代交代したいな」と思ってるビルオーナー(ダンブルドア)は、フィルチのこの何十年変わらない生活が当たり前と思い込んでいるもんで、【第二種電気主任技術者急募 年収450万~】とか恥ずかしげも無く求人かけちゃうわけですね。
求人見た若い主技さん達は「冗談キツいぜ」としか思いません。あんな山奥のクソでかい厄介そうなビル(ホグワーツ)の設備で専任されるなら、せめて700スタートだろ! と苦笑しながら求人サイトを閉じてしまいます。
それで結局誰も応募してこないから、いつまでもフィルチがホグワーツにいるハメになるわけですね。そりゃハリーに嫌味の1つも言いわなきゃやってられません。
だからもしハリー・ポッターにさらなる続編があるなら、年収450万で雇われてしまったフィルチの後任ビルメンが孤軍奮闘する物語を書いて欲しいですね。
なんか、穢れた血の生徒とハッピーエンドするなら尚良しです。タイトルは【ハリー・ポッターとタキゲンの鍵】がいいですね。タキゲンが何なのか、多分子供たちはみんなめちゃくちゃ気になると思います。