馬鹿が電2を受けてはいけない理由
$${Q=CV}$$
てあるじゃないですかぁ。中学? か高校で習うんすかね。
コンデンサに貯まる電荷の総容量は静電容量×電圧ってわけです。
それで電験受ける人は、「あぁじゃあコンデンサのスペック(静電容量)はどう決まるんだろう?」って気になるはずです。
3種ではこれについて、$${C=\frac{ε_{0}S}{d}}$$と覚えるはず。
2種1種では更に突っ込んで、
$${C=\frac{Q}{V}=\frac{ρS}{V}=\frac{ε_{0}ρS}{ρd}=\frac{ε_{0}S}{d}}$$
みたいな導出を求められます。
前提として$${E=gradV=\frac{dV}{dx}}$$という、電位と電解の関係を書けないとですが。
へー結局静電容量も電位っていうか電界から導出できるんかぁ~みたいな感じになります。
結果的に打ち消されてVもEもまぁ、静電容量には関係ねぇじゃん? とも思うんすけどね……。
けどまぁ$${Q=CV}$$だし、しかもコンデンサに蓄えられるエネルギーて、$${U=\frac{1}{2}CV^2}$$ ですから。
「なんだ! コンデンサがいくら小さかろうがクソ大電圧をかければめちゃめちゃ電荷たまるやんけ!」て思うんですよ。
「じゃあ別にでかいコンデンサとか小さいコンデンサとかなんか必要なくね? そもそも静電容量とか意味あるんか???」と考え込んでしまいます。だって$${U=\frac{1}{2}CV^2}$$なんだもん。
とにかくデカい電圧をコンデンサにぶち込めば電荷がいくらでも貯まるってことになるんすわ。この式を見ると。
でもまぁ、当たり前ですが、
https://youtu.be/25kgoA2gpT0?feature=shared
実際は(リアルワールドでは)爆発します。
えぇ……じゃあ$${U=\frac{1}{2}CV^2}$$じゃないじゃん……って思いませんか? 俺みたいな馬鹿はちょっと思います。
あいやでも、仕事量が爆発に成っただけと思えばいいのか!?
だから正確には$${爆発力=\frac{1}{2}CV^2}$$ ってわけかぁ。
つまり爆発も立派な仕事ってわけだ! ていうか電荷を貯めるみたいな地味な作業より爆発したほうがむしろ仕事っぽい気がしてきた。
なんか納得がいったぞ!
世界で最初に爆弾つくった人もこんな感じだったと思います。きっと。
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