各回路特性パラメータの語源
力率について、
cosΘ=G/|Y|
というのを何回覚えても忘れる。
Zが判明していて
cosΘ=R/|Z| は勿論忘れるわけもないんだが。
(noteだと頭にドットが書けないからなんか気持ち悪くてすまん)
というわけで各語源をはっきりさせて覚えやすい印象を感覚で理解しようという試みである。
Y=G+jB
が並列回路の問題で要出てくる式だ。
それぞれの語源を見てみよう
Y:アドミタンス(インピーダンスZの逆数)
ラテン語の「admittere(認める、受け入れる)」に由来する。
G:コンダクタンス(抵抗R(レジスタンス)の逆数)
ラテン語の「conducere(導く)」に由来する。
B:サセプタンス(誘導性・容量性リアクタンスの逆数、1/X)
ラテン語の「susceptus(受け入れられた[過去形])」に由来する。
いやいやいや。全部頭文字でもなんでもないじゃん。これめっちゃ覚えにくいの分かりますわ。
A、C、Sになぜしなかった??? Cはまぁコンデンサと混同しそうか……にしてももっとなんか、分かりやすいのあったんでわ???
Y=G+jB
1/Z=1/R+j1/X
ってわけだろ。
Z=R+JX あれ?
あー虚数が入ると絶対値の概念が式に隠れるから感覚的に理解し難いのか。つまりこれが電気の式だって把握できないと矛盾して見えるもん。
例えば、
5=3+j4
とするじゃん。
普通に電気知らない人だと、
j=(5-3)/4
って理解しちゃって、だったら
1/5=1/3+j・1/4 が成り立つわけないけど? って思っちゃうやん。で俺も頭の片隅でこの計算を未だしている気がする……。
cosΘ=G/|Y|
cosΘ=アドミタンスの実数部分/アドミタンス
と素直に日本語で覚えた方が忘れない気がしてきた。。
まぁ、単純にアドミタンスで三角形を書いてもcosΘで力率が求められるって話だ。