全ての出来事は今の自分に必要な事。
皆さんは地元は好きでしょうか?地元を離れた人や地元にずっと住んでいる人など、色々な人がいるでしょう。ちなみに私は大好き人間です。
私の地元は仙台にあります。学年100人くらいで小学校から中学校はほとんど全員持ち上がり。半分以上は幼稚園から一緒という環境でした。正直めちゃくちゃ楽しかったです。この環境で育ってきた私は高校大学も仙台で、仙台で就職して結婚して...のような地元で人生を過ごしていくんだろうなという感覚でした。
しかし、私は高校入学時に家庭の事情で関西へと引っ越すことになりました。めちゃくちゃ嫌でした。(今は関西大好きです)
親と話し合って無理やり中学卒業まで伸ばしてもらった形で、引っ越すことは本当に嫌で進路の話になると黙り込むので、先生にも心配されていました。三者面談で一度も何も話さなかったの自分だけじゃないかな。(笑)
当時はとにかく「嫌」という感情しかなかったので自分でも何が嫌かあまり分かっていなかったんです。関西に行くのが嫌なら何が嫌なのか。まあ関西が怖いっていう偏見はありました。15歳ですもん。
だけど一番は「友達と離れる事」でした。なんか離れたら、二度と会えない感覚でそれが一番怖かったんだと今ならわかります。東北と関西なので距離的には大分あるし。
でも、今は15歳で地元を離れることが出来てよかったと思います。地元の友達とは今でも仲いいです。仙台戻って遊んだり、東京合流して遊んだり、電話でつないでゲームしたり。離れたけど離れてないです。
地元を離れて分かったことは「友達と物理的に距離は出来てしまっても、心の距離は決して変わらない」事でした。この事実を15歳で知れたことは自分の人生で大きなプラス材料でした。
きっとあのまま地元に残っていたら、自分は地元の友達に依存してしまう人生だったと思います。高校や大学という環境に慣れなくても、地元の友達と遊んでたらいいやという甘い考え方に逃げてしまっていたと思います。
知り合いが誰もいない環境に行き、逃げ道がない場所に来たからこそ高校も大学もたくさんの出会いに恵まれました。高校以降に出会った人達と引っ越してなければ出会えてなかったと思えば、人生って不思議だなって思います。
親の事情で引っ越す事が嫌な人たくさんいると思います。でもその何が「嫌なのか」落ち着いて考えてみてください。それが「友達」だったら大丈夫だって声を大にして言えます。高校から親元離れる人たち本当にすごい。
全ての人生に起こる出来事は必然だといえます。いや、ベタだけど神様から与えられた試練って捉えるのが一番良いです。そう思うと人生楽しくなってきますよね。
これからも与えられる環境に文句を言わず、その環境で必死にもがいて頑張りたいと思います。帰ってこれる故郷が二つもあるから。いざとなった場合は大丈夫。
さあ今日もマイペースで頑張ろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?