感情のコントロールの必要性@次男の成長
次男は小学3年生。
毎日小学校に行き、空手とピアノが好きな普通の子供です。
感情や思ったことを言葉で表現するのが苦手なようで、モゴモゴと滑舌悪く話す事も多く、何を言っているかよく分からない時が多々あります。感情を言葉にできるように声がけはしていますが、簡単に改善する訳もなく、粘り強く良くなるように見守るしかないなと思っています。
そんな彼が、昨日、夕飯の際に父親に些細なことで怒られて、何も言葉では言い返せずに、逆ギレした態度をとってさらに怒られ、席を離れていきました。
自分の部屋でムスッとしていた彼に対して、私は、その感情を言葉で伝える訓練をするように軽く言って、すぐにそばを離れました。
そのままムスッとした状態は続き、まだ終わっていなかった音読の宿題を聞いている時も全く何を読んでいるのか判らない有様でした。
そんな状態の彼が、ムスッとしたままお風呂に入り、出てきたと思ったら気持ちをうまく切り替えていたようで、私の知らないうちに玄関の靴並べと布団敷きをしてくれていました!
びっくりです!
そして私にこう言いました。「さっきちゃんと音読しなかったから、もう一回聞いて」と。
感動して泣けてきました。
彼は昨日、自分で考えて自分で気持ちをコントロールして立て直すことができました。これはとても感動的な成長です。どんな時でも自分の気持ちをコントロールすることができるセルフコンパッションを身につければ、きっと人生は良いものになると信じます。
正直、大人であってもただ単に歳をとっているだけで、自分の気持ちのコントロールができない人なんて山のようにいる。
私自身も感情のコントロールができない時も沢山あるし、自分もできていないことを子供達に偉そうに助言するのは間違っていると思っている。だから子供と一緒に良い刺激を与え合って成長していければ良いと思う。正に昨日、感情のコントロールを成した次男から良い刺激を受けました。
大人も子供も関係なく、どのような意識で生きているかが大切なのだと思います。
自分はどんな生き方をしたいか、どんなふうになりたいか。自分自身を見つめて一生懸命なりたい自分になるために頑張る。子供の頃からこんな生き方が定着していれば、人生はとても楽しいワクワクに満ちたものになるでしょう。自分の子供達にそんな生き方があるのだと知ってもらうためにも、背中を見せられるように今を頑張りたいと思います。
次男、ありがとう!お母さんも頑張るよ。